私的シャンパン紀行 前篇 | 林修オフィシャルブログ「いつやるか?今でしょ日記」Powered by Ameba

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こんにちは。東進ハイスクールの現代文講師、林 修です。日々に思い、少し考えたことをぼちぼち発信していきます。


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 いやあ、テレビの影響力はやはり想像以上に大きいんですね。僕が出していただいているTOYOTAさんのCMが4日から始まった途端に、こんなものぐさブログのアクセス数がいきなり3倍に跳ね上がりました。


 そのCM。なにしろ初体験ですからね。やはり気になって、いろいろネットを調べてみましたが、想像以上に反響が大きいようです。比較のために他の新CMのいくつかと比べてみたのですが、その中でもインパクトがあるという反応が多いように思われるのは、気のせいでしょうかね。


 評価はもちろん賛否両論。そりゃそうですよ。見たこともないオッサンの顔が画面いっぱいに広がって「今でしょ!」と3回も叫ぶんですから。本当にご迷惑をおかけいたします。なんだ? ウザ! というのが当然の反応です。


 しかし、すでに拙著『いつやるか? 今でしょ!』にも書いたことなんですが、悪口や非難ほどありがたいものはありません。お褒めの言葉を頂いて嬉しくなるのは人間の常ですが、実は何の栄養にもなりません。たとえば、


「ちゃんと講師の仕事をやってんのか?」


 こんな呟きがありました。「ちゃんと本業やってるのに、こういう仕事もこなして大したものだ」と言われるほどに、本業を頑張っていない証拠です。本業への熱意が高まりました。他にもさまざまなヒントをいただきました。ありがとうございました。


 その割には全体的に見れば、「賛否」の「賛」の方がかなり優勢のような気がします。(自分に甘いのかな?) 後は実際の売り上げにどうつながるか、です。


 さて、本当なら旧年中にアップしようと準備していたのに、「本業」の忙しさのせいですっかり遅くなったのが、この記事です。


 以前からシャンパンが大好きだったのですが、21012年はシャンパンとの関係がグッと深まった1年だったように思います。今まで、


「シャンパンってそんなに美味しいですか?」

「シャンパンを飲むと、ヘンな酔い方するんですよ」


 などとおっしゃる方にも多数お会いしました。そして、


 「まずいシャンパンが多すぎる。」


 これは『死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン』(山本昭彦氏著 講談社)の冒頭の一文です。確かにそうなんですよ。製法自体に問題のあるシャンパンが多いのは事実であり(それ以前にブドウ畑に最大の原因が?)、さらに日本では、シャンパンを非常に「手荒く」扱う習慣が定着してしまったことも一因でしょう。つまり、いい加減に作られたうえに、管理が悪くて結果として状態も悪いシャンパンを飲めば、「まずいシャンパンが多すぎる」となって当然なのです。そういう「哀れ」なシャンパンに、僕自身たくさん出会ってきました。年末に訪れたフレンチのお店では、特別に○ン・○リニヨンをグラスで供するということで、僕も一杯飲みましたが、まあ感動はありませんでしたね。


 しかし、そういう批判はシャンパーニュのつくり手たちにもちゃんと届いていて、中には真摯にシャンパンづくりに取り組んで素晴らしいシャンパンを世に送り出している人たちがいることも事実なのです。そんな素晴らしいシャンパンを僕に教えてくれたのがこのお店。



「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感


 

 神戸は元町、トアロードにある「キャトルオンズ」。このブログで以前にも紹介いたしましたが、坂本さんが一人で切り盛りされている小さいが魅力がいっぱいに詰まったお店です。



「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感

 

 

 前のお店から合わせてもう10年くらい通っています、このお店、というよりも前身の「ア・プレ」に出会わなかったら、僕もモ○やクリ○を飲んで、みなと同じようなことを言っていたと思います。


 しかし、僕は名古屋に住んでいて、お店は神戸ですから、いくら大阪での仕事が定期的にあるとはいえ、そう簡単には伺えません。そこで、実は昨年上半期は坂本さんからの自立を図って、いろいろとネットで試してみたんですよ。


「○○評価95点!」

「マニア垂涎の幻のシャンパンをごく少数入荷!」


 なんて言う宣伝文句につられてレコルタンを何本か買ってみました。さすがにマズっ!というものはほとんどありませんでしたが、「美味い!」というものもほぼ皆無。「アグラ・パール」と「ピエール・ルグラ」はまあ当たりでしたが、それでも坂本さんのところのものには敵いませんでした。


 こんな感じで結局10連敗を喫して、坂本さんの軍門に完全に下ったのが昨年の夏です。以来、我が家のシャンパンは全て「キャトル・オンズ」経由のものとなったのです。


 もちろん、お店にも可能な限り足を運んでいます。やはり、あそこで飲むのが一番おいしいですからねえ。12月に行った際には、ついでに、



「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感


 に初めて参加もしてみました。「ルミナリエ」のついでに「キャトル・オンズ」ではなく、「キャトル・オンズ」のついでに「ルミナリエ」ですから、その点はお間違いのないように。(楽しそうなカップルや家族連れにもまれながら、50近いオッサンが、コンビニで買ったビール片手の「ルミナリエ」なんて、どう考えてもそんなに楽しそうじゃないでしょう? 笑)


 そんなふうにお店に通い、伺うたびに何本かを注文して実に豊かなシャンパンライフを送ることができたのが、2012年下半期だったのです。


 そんな坂本さんのお店の中から、今回、僕の大好きな7本を選びました。そもそもこういうものは好みも大きく影響する上に、この7本ならどれが出てきたところで、ご機嫌になること間違いなしという素敵なものばかりなのですが、あえて、現時点での僕の好みによって(これがまたころころ変わるんですよ。それだけハイレベルな争いなんだと思います)セレクトしました。今回はその中で4位から7位を発表します。


第7位



「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感


「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感

「クリストファ・ミニョン」


 これが7位にくるというだけで、このランキングがものすごいということが伝わりませんか?(笑) 上は、ヴィンテージのブラン・ド・ノワール。下はピノ・ムニエ80%、シャルドネ20%というセパージュで、ドサージュはわずか3g/L、つまり補糖がわずかなので(シャンパンって、リキュールで糖分を足すというか、味付けするんですよ。これが曲者で、大手のシャンパンを飲んでヘンな酔い方をする原因はこのリキュールにあることも多いんです)、ムニエの力強さがそのまま伝わってくる素晴らしいシャンパンです。もっと状にランクしてもよかったんですが、何しろ他もすごいもので……。



第6位


「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感


「フランク・ボンヴィル」


 これは2006年のヴィンンテージのブラン・ド・ブラン(=シャルドネ100%)。切れが良いのに果実味豊かな素敵な仕上がりです。2005年のヴィンテージ物が、ノーベル賞の晩餐会で供されたこともあって、人気急上昇中の一本です。我が家でも昨年の夏は第1位でした。ブラン・ド・ブランですから、今年も、夏になればまた順位が上がってくると思います。1位奪回も十分あり得る秀逸の一本です。


第5位



「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感

「ヤン・アレクサンドル」


 自社のシャンパンにはキュヴェ(=1番搾り)のみを用いて、タイユ(=2番搾り)は大手メゾンに売却するという、ヤン・アレクサンドル。これはその中のブラン・ド・ブランです。


 同社の黒いラベルのものはピノ・ムニエ主体で(65%)あまりにも気に入ったので、毎日飲んでいるうちに、今は少し距離を置こうかな、という気になってしまいました。(でも、春にはきっと復縁します。) そんな時に出会ったのが、このブラン・ド・ブラン。熟成年月が長いせいか、爽やかさの中にもふくよかさが感じられます。



第4位



「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感


「ドビ」


 昨年秋に突然現れた(僕が知らなかっただけなんでしょうが)新星です。女性の作り手による繊細な味わいで、泡も実にこまやかです。アイ村のグラン・クリュ(特級畑と訳していいんでしょうかね? 地方によって定義が違いますから、ちょっと不確か)が育くんだ軽やかな味は、僕の中でぐんぐん順位を上げています。


 

 ふー。まずはこんな感じ。いやあ、味覚を文字化するのって本当に難しいということが今回よくわかりました。これじゃあ、どれも違いがよくわかりませんものねえ。本音を言えば、


「飲みゃわかる」


 なんです。僕の表現力不足のせいで、またシャンパン嫌いを増やすことのないことを願うばかりです。しかも、相変わらずの写真極下手だし……。


 ちなみに、今回ご紹介したシャンパンは、「クリストファ・ミニヨン」のヴィンテージ以外は、すべて一本4000円代のものばかりです。(「クリストファ・ミニヨン」のヴィンテージでも7000円台。)確かに安くはありませんが、届いたシャンパンを五日から一週間位冷蔵庫で休ませて、静かに栓を抜けば豊かな時間の始まりです。悪くないとは思いませんか?


 管理の悪いシャンパンを嘆く前に、皆さんも「シャンパン紀行」に出られてはいかがでしょうか? 東京、大阪、名古屋をはじめ全国を飛び回って、各地でシャンパンを試してきた僕が、神戸の「キャトル・オンズ」以上のものには、今までどこでも出会えなかったことを、最後に付け加えておきましょう。


 お店では、基本的にはグラス1杯1000円で、その日のシャンパンが皆さんをお出迎えします。(何が開いているかは、当日のお楽しみです)


 1~3位の発表は近日発表いたします。それでは。



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