アル・ライズ氏はその著書「マーケティング22の法則」において、
「一番手の法則」を一番最初にあげている。
マーケティングの基本的な課題は、商品やサービスが他に優っていることを顧客に納得させることだ、と信じている人が多い。
その考え方は間違っている。
マーケティングの基本的な課題は、あなたが先頭を切れる分野を創造することである。
これが「一番手の法則」である。
他に優っていることよりも、先頭を切ることのほうが大切なのだ。
どんなカテゴリーであれ、市場をリードするブランドはほとんどといっていいくらい、顧客の心に最初に入り込んだブランドである。
また、「心の法則」が「一番手の法則」に付け加えられる。
市場に最初に参入するよりも、顧客の心の中に最初に入り込むほうがベターであると。
インターネット業界においては特に顕著に表れている。
YAHOOは最たるものだ。
パソコンを購入すると、ホームページの初期設定はMSNだ。 だが、すぐYAHOOに変更してしまう。 まるでとりつかれたかのように。 TOPページがYAHOOじゃないと落ち着かないのである。
これはすごい現象である。
ポータルサイトと呼ばれるサイトは無数に存在するが、YAHOOの一人勝ち状態である。
まさに、「人々の心に最初に入り込んだ」アドバンテージだ。
ポータルサイトといえば「YAHOO」。 買い物といえば「楽天」。 のように、お米の販売サイトといえば、「MY LIFE(米ライフ)」となれるよう、がんばっていきたい。
www.itsmylife.jp