オプトメトリスト検眼~視知覚テスト~ | 鳥栖市のめがね・時計修理販売のお店 いとおのブログ

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佐賀県鳥栖市にあるめがね・時計屋です。オプトメトリストによる検眼、時計の修理、電池交換、機械式時計のオーバーホールなどお受けしております。鳥栖市内はもとより基山町、中原町、佐賀市、小郡市、久留米市など佐賀、福岡県各地よりご来店いただいています

こんにちは、オプトメトリストのいるお店のいとおです。

 

当店では検眼を「米国式21項目視機能検査」と呼ばれる方式に沿って検眼を行っています。

どういったものかというと、

 

・視力検査(遠視、近視、乱視の有無)

・眼位検査(斜視の有無、斜位量の測定)

・輻輳開散検査(眼の内寄せ、外寄せ運動量の測定)

・調節検査(眼の調節量の測定)

・その他(眼球運動)

 

などを測定しています。様々な検査プロセスを経て、

 

・その方に合った最適なメガネをご提供

・経過観察

・メガネを必要としない場合、ビジョントレーニングのご提案

 

のいずれかをご提案しています。

これが大まかな視機能検査の流れです。

近年メディアで取り上げられたことで視機能に関心を持つ一般の方が増えたような気がします。

 

しかし「視知覚」についてはあまり知られていません。

「視機能」検査は見る環境を整えてあげるための検査で、

「視知覚」検査は字のごとく、見たものをどう知覚しているか、を調べるための検査です。

 

具体的な症例で挙げると、

・読むのが遅い 

・似たような文字で読み間違い

・文章の語尾を自分で独創して読んでしまう

・漢字を覚えるのが苦手、お手本を見て書くのが苦手

・文字を鏡文字で書いてしまう

 

などが挙げられます。

 

例えば漢字の「視」という文字を例に考えてみます。

この漢字はへんとつくり、という2つの要素から字が成り立っていますね。

これを「ネ」と「見」を一つのまとまり、という認識がなければ「視」という漢字の認識にも至らない訳です。

 

認識の「認」はもっと複雑ですよね。

「言」と「刃」と「心」という漢字が3つの要素がありますが、「言」は縦長に。「刃」「心」は1/4サイズに縮小しないといけません。

 

あくまで客観論なのでかならずしもそうというわけではないですが、こうした様々な要素が組み合わさって漢字は成立しており、大人になると何気なく書いている漢字も子どもにとっては大変な作業だったりします。

 

こうした文字のカタチを複数の要素に分けてテストを行うのが「視知覚検査」なのです。

主に、

・視覚的弁別

・視覚記憶

・視空間関係

・形の恒常性

・視覚連続記憶

・視覚図地弁別

・図形完成

・視覚・運動統合

というカテゴリーに分けて検査をしています。

 

検査を通してスコアの低かったカテゴリーに対してピンポイントにトレーニングを行う事で、より効率的、効果的に学習のサポートをしましょう、というのが私が考えるオプトメトリストの使命だと感じています。