オプトメトリスト 仮性近視を調べる前の状態を整える | 鳥栖市のめがね・時計修理販売のお店 いとおのブログ

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テーマ:

こんにちは、オプトメトリストのいるお店のいとおです。

被検者 10歳未満 女の子

主訴:

昨年より視力低下 

仮性近視かどうかを確かめたい。

 

裸眼視力

右 0.1

左 0.1

 

ARデータ

右 S-2.25 C-0.50 x10

左 S-2.50 C-0.50 x160

 

#7a

右 S-2.25(0.9)

左 S-2.25(0.9)

両眼 0.9

 

CT

検査せず

 

~所見~

まずは普通の近視の症状である。このままなら近視矯正のメガネを処方するが、仮性近視なのかどうかの検査と言う事になるとまた別の意味合いになる。

とりあえずメガネの処方は置いといて、検査のスパンを長くして様子を見ることにした。眼科にて仮性近視の疑いのある場合、仮性近視の根源である調節力の改善を図るための点眼液が処方される。まずは点眼液を差した状態で調節が介入していない状態で検査をして確かめる必要がある。

 

ということは、事前に点眼液を差して調節が介入していない状態をこちらで確認する必要がる。通常、点眼してから20分~30分ほどすると効果が現れるが、点眼液の成分や効能(調節改善か、調節麻痺)で当然効果が現れるまでの時間や強さが変わる。そしてこちらの被検者の裸眼視力が0.1(S-2.5)なので眼前40cmの視界という事を考えれば、たとえ調節が介入せずともある程度近くのものは見えることになる。あとは副作用として瞳孔散大になるのでそこも確認する。

そこを踏まえてから調節介入していない状態を確認してから屈折検査を行わねばならない。

 

今回は失念してしまったが最初の状態でのカバーテストで眼位検査も行わないといけなかった。調節の種類が輻輳性なのか、近接性なのかの見極める手がかりになる。

 

また合わせて、調節を介入させない手法として以下の方法も併用したい。

検査を受ける前に片眼を遮蔽して開放眼に+レンズを入れる方法だ。+レンズを入れる事で調節を抜く効果があり、片眼遮蔽することで調節性輻輳を介入させない効果がある。

 

ここまで整えて初めて仮性近視を検査する事ができるのではないかと考える。

 

①点眼前のCT

②点眼後の調節力の有無の確認する為の視標の距離

③調節を完全に非介入にする為の片眼遮蔽と+レンズ

 

以上

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