一昨日、白内障の手術を受けました。
アトピー性白内障になります。
手術の半月前に、患者さんを集めて説明会がありました。
ほとんどの方が老人性の白内障手術みたいで、主治医は丁寧に眼球の模型を使って説明をしていました。
白内障の手術とは
黒目(角膜)の橋の方に器具の出入り口を作ります。
水晶体は袋に包まれており、濁るのはその中身だけなので、袋の前面に丸い穴を開けます。
そこから専用の器具を入れ、濁りを超音波で砕いて吸い出します。
きれいに袋だけ残すことができれば、その中に人工の水晶体(眼内レンズ)を入れて、手術は終了です。
所要時間は15〜20分ですが、白内障がひどい場合はもっとかかります。
白内障の手術3日前に目薬を処方されます。
ベストロン点眼用0,5%
粉と液体を混ぜて使用します。
これを1日に3回点眼します。
白内障手術体験談
私が手術をしたのは地元の個人院です。
毎週火曜日が手術の日になっており、当日は10人強もの患者が、
白内障の手術を受けに来ました。
受付を済ませると、順番に手術着をはおります。
上着だけですね。
ミドリン点眼液を5分間隔で、看護師さんから点眼されます。
あと、ベガモックス点眼液も使用しました。
手術前なので、細菌の感染には特に注意です。
5分ごとにタイマーがピコピコ鳴って、看護師さんがそれぞれの患者さんに目薬を点します。
席がずれていき、いよいよ自分の番が近づいてきました。
私の名前が呼ばれ、手術前室に通され、しばらく待機していると、いよいよ手術室が開きました。
前の患者さんが、リクライニング式ベットを起こされたところです。
「どうぞ」と名前を呼ばれて交代です。
手術室には執刀医と、助手というかいかにも勉強に来ている若手の医師がいました。
看護師は3人ほどいました。
リクライニングのベッドに座ります。
このベッドは、眼科手術用に設計されており、腰や首の付近は患者の姿勢に合わせて調節ができるようです。
両腕はかるく縛られ、指先にはパルスオキシメーター(体内の酸素濃度を測定するもの)、胸には心電図のパッチが貼られ、口元にはマスクが用意されました。
顔には手術する方の眼の部分だけが開いているカバーを被せられます。
いよいよです。
まず、麻酔の点眼をした後に眼の周りを消毒します。
通常の白内障手術ではアルコールですが、アトピー性白内障の私はイソジン液とのことでした。
麻酔の注射を白目の奥の方にします。この麻酔はしない眼科もあるみたいです。
まったく痛みはありません。
瞬きができないように器具で固定されて、眼球を浮き上がるようにしているのでしょうが、麻酔が効いているためわかりません。
さて、ここで白内障の度合いが軽い人と重い人では違いがあります。
それは軽度の白内障でも医師から手術を勧められた人は、手術中、医師の姿がぼんやりわかりますし、メスを投入するところも気づいてしまうかもわかりません。
ほとんど見えない人はもちろん、何が起こっているのかわかりません、
私は20年前に実は左目の白内障の手術をしました。
その時はまったく見えませんでした。
しかし、今回はホワイトサークルの状態でしたので、医師の姿がぼんやりわかりました。
ちょっと肩に力が入ってしまいますね。
メスをスッと入れた瞬間、出血したのか液が溢れている感じがわかります。
すごく明るいのでたじろいでしまったのですが、先生が強い口調で、「そんなとこ見たら手術はできません!」と言います。
頑張って真ん中をイメージして見続けます。
たまに先生は「はい、下を見てください」とか言います。
あとは3つの穴がずーっと見える状況でした。
上に2つの穴が横並び、下に1つの穴があります。
水も流されてきますので、ひんやりしていて案外気持ち良かったです。
色は虹がかった配色で、とても幻想的でした。
15分ほどで、「はい、順調に終わりました」と先生。
リクライニングシートが上がると、前には次の患者さんが待機していました。
日帰り手術はほんとすごい進歩ですね。
というか、医師の集中力ってすごすぎます!
手術室から出ると、上着だけ着替えて、受付に行きます。
そこで精算、はい終わりです。
ちなみに私は3割負担で、50,910円でした。
国民健康保険限度額適用認定証を市役所でもらっておくと、その月に限度額を超えた金額は支払う必要はありません。
当日眼帯をしたまま帰宅し、翌日の受診まで外せません。
お風呂もダメです。
翌日の受診時には手術を受けた患者さんがズラッと並んでいます。
診察室で眼帯を外して検査をします。
良好でしたので、そのまま透明のカッペを渡されて就寝時に付けて寝ます。
しばらくは細菌感染に気を配らないといけません。
目薬は3種類を1日3回します。
リンデロン点眼液0,1%、ベガモックス点眼液0,5%、ネバナック懸濁性点眼液0,1%です。
あとは週に1回受診、月に1回、、、と眼科受診の間隔が開いていきます。
視界は実にクリアーで、気分良くパソコン入力もできます。
さて、28日は眼瞼下垂の手術です。
左目の手術は平成7年に受けたので、21年ぶりでした。
当時はアトピー性白内障が珍しいとされ、ビデオ撮影を承諾させられ、1時間くらいかかって手術をしたのを覚えています。
このように同時期に両目に白内障が来るとは限りません。
片目の手術を終えて、もう片目は手術したくないと、体に気を使っている人も多いですが、治ることは難しいと思います。
しかし、白内障の進行は遅らせることができるかも知れません。



