事業計画書と開業資金の調達についてです。
GWなどがあり、期間が空いてしまいました。
起業でポイントになるのは、開業資金の調達です。
自己資金で賄えない場合は、
公的機関等からの融資を受けることになります。
この融資を受ける際には、
事業計画書が重要になると言われています。
しかし、初めて起業する人がほとんどであり、
事業計画書の必要項目をすべて埋めるのは非常に
髙いハードルです。
専門家や金融機関等のサポートを
受けることにより、完成度を少しずつ上げて
いきましょう。
いくつか審査のポイントを挙げておきますので
参考にしてみてください。
1.自己資金があるかどうか。
初期費用の3~5割程度が必要になります。
飲食店の場合ですと、初期費用の3割程度が必要だと
言われています。
2.収支計画
赤字になるような計画は印象が悪いので、
経費を削減し、黒字になるような計画を立てましょう。
3.事業内容・創業動機
創業者の想いや強みをアピールします。
たとえば、新規事業の経験がある場合には、
その経験に基づく強みをアピールしましょう。
4.経営者としての適正等
5.返済可能性
利益をどのくらいあげられるのか。説明が重要になってきます。
6.資金使途
事業を進めるうえで、なぜ必要で、売上への貢献度を説明します。
最後に起業家向けの公的融資制度です。
1.日本政策金融公庫 創業融資
新創業融資制度、中小企業経営力強化資金など
【特徴】審査が速い、無担保無保証人、金利が高め
2.都道府県・市区町村の制度融資
自治体・金融機関・保証協会が関わる融資制度です。
【特徴】金利は低め、審査に時間を要する場合がある。
埼玉県久喜市の税理士
伊藤允彦
業務地域: 久喜市、白岡市、蓮田市、春日部市、幸手市、
加須市、杉戸町、宮代町、さいたま市、越谷市