さて、今日は、いつも通り、いきますか。
「今日」を普通に過ごしてしまったら、
きっとこの後もずっと萎縮してしまいそう。
よし、読んでくれてるみんなを信じて、いくぞ！うおおーーー！！
「関係者、友人の皆さんへ」
本日をもって、僕は携帯電話を解約しようと思います。
誰かに電話やメールする時も、
「この連絡、本当に必要か？」と考え抜いて結局何も出来ずに一日が過ぎてしまったり、
時々大きな音で鳴る警報音にビックリしたウサギが家中を走り回って、フンを広範囲にまき散らす状態が続く今、
あえてこの携帯電話から離れてみようと思ったのです。
そして、今、作ってます。
大量の糸電話を。
これから関係者や友人には順次お届けします。
ブツが届きましたら、
なるべく直線を保ちたいので、
糸を僕の家の方角にピーンと張っておいてください。
本当は宅急便で送りたかったのですが、
「片方に糸がついたままでは受付できない」と集荷のお兄さんに断られました。…盲点でした。
そうなると、紙コップ一個だけを送っても意味がありませんので、
糸を保ったままヘリで一軒ずつお届けするしか方法がなく、
全員に配り終えるには相当な時間がかかるかもしれません。
でも頑張ります。
ここで、最も肝心なのは、タコ糸の在庫です。
近い友達でも500メートル、実家の伊豆までは100,000メートル以上のタコ糸が必要という計算になり、
絶対不可能だと一度は頭をかかえましたが、タコ糸は意外とまだたくさん売ってました。
いろんなお店を巡って、タコ糸と紙コップを調達してきた所です。
買い占めはいけないと勿論わかっていますので、
タコ糸は、必要な分だけ購入させていただきました。
が、どう見積もっても、4トントラックにも乗り切らない量でした。
そして、今回この糸電話を使おうと思った一番の理由は、
何よりも、糸電話は全ての部品がリサイクル可能だからです。
タコ糸の部分は、部屋の電気のヒモに付けたせば、
寝ながら電気を消す事ができますし、
紙コップは、万が一の時、男の股間を隠せます。
真っ先に股間だけは守れます。
では、今から、ヘリで配りに行きます。
ガソリンを大切にしたいので、
燃料無しで行けるヘリを徹夜で作りました。
（制作手伝ってくれた老人ホームの皆さん、本当にありがとうございました！）
これはすごいです。
20センチの太さの丈夫な輪ゴムを原動力に飛ぶヘリです。
巨大な輪ゴムを巻くのに人手が5人ほど必要なのが難点ですが、
何十回か繰り返せば、なんとか多摩川は渡れそうです。
ただし、機体の素材がオール段ボールなので、雨の日の配達はさすがに難しいです。
が、プロペラの部分だけは丈夫な段ボール（テレビを買った時に付いてた箱）を重ねて使ってますので、今後は、ラップで包めば、小雨くらいなら対応できるかもしれません。
では明日から早速お届けに回りますね。
なんとかして5/1の朝までには家に戻らないといけないので、
特に西日本の友達、
配達が荒っぽくなってしまうかもですが、協力お願いしますね。
いつの日か、
ド○モにもソフ○バンクにも負けない、イトーデンワ（糸電話）という通信会社を立ち上げたいと思っています。
その時は、乗り換え、よろしくお願いします。
2011年4月1日 伊藤多賀之
…失礼しました。
やっぱりエイプリルフールなんて、来年からやめましょうよ、疲れる！（笑）
もちろん全部冗談ですし、明るい毎日を早く取り戻したいだけですので許してくださいね
4月、どんどん暖かくなってくるし、
引き続き、みんなで頑張りましょうー！