【追悼】ネルソン・マンデラ元大統領 | 幸福実現党 伊藤希望のブログ 東京1区(千代田区、港区、新宿区)

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幸福実現党の党員&HS政経塾の塾生、伊藤希望のブログです。衆議院選挙の東京選挙区で東京一区(千代田区、港区、新宿区)での政治活動を担当しています。

南アフリカ共和国でアパルトヘイト(人種隔離)政策と闘い、

同国で初の黒人大統領となった

ネルソン・マンデラ氏が95歳で亡くなりました。


世界はまた、1つ大きな光を失ったと感じます。


南アフリカのアパルトヘイト政策は過酷で、

1960年には人種差別に反対する

黒人約70人が虐殺されました。


そのなかで、

マンデラ氏は

白人に対する憎しみを捨てて

人種の壁を乗り越えようと訴えました。


自分たちの生活のために、

権利を主張するのは

誰にでもできることです。


しかし、マンデラ氏は白人を許し、

相互に理解することを求めたのです。



「すべての人に人権が与えられている」


この言葉の本当の意味を理解されていたからだと思います。



「人権」はお互いを憎しみあうなかには存在しません。


人間同士が、奪い合い、殺し合うなかで、

どこに人権があるでしょうか。



「人権」の底には、

人間は愛されるべき存在、

愛されている存在であるということが流れています。



愛のなかには当然ながら、

男女の愛、親子の愛、兄弟の愛、

様々な愛があります。


しかし、

時には

世間に見捨てられたり、

友人に見捨てられたり、

家族に見捨てられたりすることもあります。



「人権」が全ての人に与えられているということは、

たとえ、世間に見捨てられても、

友人に見捨てられても、

家族に見捨てられても、

その人を見捨てずに愛している存在がある

ということが前提になっているのではないでしょうか。



偉大な愛の根源を知っていたからこそ、

憎しみを捨てて、愛を取ることが、

「アパルトヘイト」に打ち勝つ道であると、

マンデラ元大統領はご存知だったのではないでしょうか。




偉大な光は、地上を去っても、

天上で輝き続けていると信じています。