梅雨空、続きますねぇ。


昨年の今頃はすでに猛暑。


「暑すぎてやる気が出ない」


と、当時の日記に書いてありました(笑)。




もしかして、もう夏は終わって、
秋の長雨が続いているんじゃないか…
と、たまに錯覚しています。




さてさて、久しぶりに保育園でのエピソードを。




当時、2歳になった頃の、とある男の子。


登園したら、靴下を脱いで
保育室に入ることになっていました。


玄関を入った彼は、
座って靴下を脱ごうとしていました。




たまたまその日は、
小学生のお兄ちゃんが一緒にいました。


靴下を脱ごうとしている弟を見たお兄ちゃん、
本人より先に、
さっと脱がしてしまいました。










みるみる顔をゆがめ、
火がついたように泣き出した弟くん。


そばにいたママが言いました。




「自分でやりたいのよ」。




それを見ていた私、
彼の気持ちがとてもよく分かりました。




たまたま、少し前に、
モンテッソーリ教育の本を読んでいたからです。




私はモンテッソーリ教育の専門ではありません。
が、興味があって、


時々、本を読んだり、
友人の勤める保育園を
見学させてもらったりしています。




その本に書いてあったこと。




子どもには、


運動、
言語、
秩序、
ちいさいもの、
感覚、
書くこと、
読むこと、
数、
文化・礼儀


などの敏感期があるということ。




彼は、秩序の敏感期だったのです。


2歳半〜3歳くらいをピークに、
いつものやり方、いつもの場所、
いつのも順序などに強くこだわる時期が
あるのですね。




この男の子は、


「登園したら、靴下を脱ぐんだ!
それからお部屋に入るんだ!」


という順番を覚え、
それができるようになった喜びを
その日はお兄ちゃんに
取られてしまったから泣いたのですね(^-^)




この時期の子どもたち、
いろいろと自分でやろうとするものの、
ちょっと心もとなく見えることも多いです。


かと言って、
いきなりこちらが手を出すと
途端にご機嫌を損ねることも。


何をしようとしているのか
少し見守っていると、
分かることも多いです(^-^)




今日も読んで下さり
ありがとうございます。