朝の通勤電車です。
10月から、トイレットペーパーが、値上がりするという話題が、ツイッターで流れてきた。
私が小学校低学年、たぶんオイルショックで、スーパーの店頭からトイレットペーパーが無くなった頃の事だったと思う。兄弟 3人に1ロールずつ渡した母は、紙テープのようにシュルシュルシュルっと部屋に投げた。私たちも、真似た。笑いながら、投げた。部屋の床がペーパーだらけで、ざるに盛られたきしめんのようだった。
あれは、裕福ではないが、準備をしておくことが、有事の時の勝ち組だと、身をもって教えたのだろう。今なら分かる。
後片付けの記憶はないが、そんな母なので、キチンとペーパーを畳み、知らないうちに、皆んなで使い切ったに違いない。