こんにちは
名古屋の伊藤誠悟税理士事務所です
今回は、「現状維持型」社長はメディア取材を控えよう!
というお話しをしたいと思います
社長が雑誌、新聞、Web サイト、テレビ、ラジオ等のメディアで取材を受けて報道されると、
会社の知名度アップにつながり、絶大な効果を発揮します。
しかし、新しいことになかなか取り組もうとせず、
結果的に現状維持になってしまいがちな社長は、
こうした取材を一時期でも控えたほうがいいでしょう。
そして、経営者の会合にも出席しないで、じっくり自身と会社を見つめ直すことをおすすめします。
それはなぜか?
取材や会合では「さすがですね」「素晴らしいです」という
「Yes のシャワー」しか浴びないからです。
ほめられる分だけ失敗を恐れる
犯罪、不祥事、スキャンダルではない限り、
メディアの取材は原則的に前向きな話題になります。
そうすると、取材スタッフからは「すごい」「さすが」「素晴らしい」といった賞賛の言葉を受けます。
また、経営者の会合でも、お互いに都合の悪いことは言わずに「自慢合戦」になり、
それに対して「すごい」「さすが」「素晴らしい」と「Yesのシャワー」の応酬が展開されます。
日常的にこのような状況下に置かれると、人間は感覚が麻痺するもの。
「自分は今のままで十分に素晴らしい」と思うようになり、
周囲からほめられ過ぎている分だけ、失敗を恐れるようになるのです。
このようにして、新しいことには二の足を踏み、
社員の提案にも必要以上に慎重になってしまうのではないでしょうか。
清濁併せ呑むバランス感覚を
社長というものは、直接ほめてくれる人もしかってくれる人もいません。
しかし、社内外に「Yesのシャワー」を浴びられる環境を整えることは、
社員の人事・採用や外部の人脈形成等を通じて比較的簡単にできるものです。
むしろ、会社のために苦言を呈する
「Noのシャワー」を浴びることに抵抗を示す傾向にあります。
「Yes のシャワー」と「No のシャワー」、どちらか一方だけでは会社は成長しません。
社長は自らを律して清濁併せ呑むバランス感覚を身に付けましょう。
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