おはようございます
今朝はぐっと冷え込みましたね
私はすでに新幹線で移動中で、もうすぐ新潟につきますが、
昨日までの感覚でジャケットを着ないで出かけてきてしまい、
ちょっと後悔しています
昼間はもっと暖かくなるかな?
さて、iPS細胞を初めて作成した京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞に
久々に日本が元気づけられていますね
実用化されれば、私たちの体にとって革命的な治療法となるので、
その効果が想像しやすいという部分もありますし、
何と言っても、会見などから垣間見える山中教授の人格の素晴らしさ、
そして、バランス感覚。
さらに、挫折、失敗を繰り返しながらも、それによって新たな道を切り開いてきたという人生の道のりは、
なんとなく一般の私たちに近い方のような気にさせられて、
「私も失敗だらけだけど、がんばれば何か成し遂げられるかも?」と、勇気づけられてしまうのです
でも・・・実際には
想像を絶する努力と、自律と、
さらに人に対する気配りと、夢に向かって相手を説得するバイタリティと・・・・
やはり普通にはいそうでなかなかいない、すごい方なのだと思います
さて、iPS細胞にはまだまだクリアしなければならない課題も多いと聞きます。
私が2年くらい前に分子生物学者の福岡伸一さんと番組でお会いしたときに、
今回話題になっている初期化された細胞、
いわゆる受精卵から核分裂していってそれぞれの体の部位ができていくもとになる細胞と同じ細胞ということになりますが、
受精卵の場合、ヒトが出来上がっていく過程で、どこが手になり足になり臓器になり・・・・という法則がまだはっきり見つかっていない、とおっしゃっていたんです。
そのとき面白いなぁと思ったのは、どうも細胞の中で、あうんの呼吸で
「君、手になる?じゃ、僕足になる」みたいなかんじでやり取りが行われているのでは?
というお話で、「へぇ~」と思ったのを覚えています
iPS細胞が再生医療として実用化される場合、どのように作りたい部分をつくるのか、
私には知識があまりになくて全くわからないのですが、
もうその細胞内の「会話」の部分まで解明されているのでしょうか?
テレビの映像で、脊椎を損傷したマウスが実際に歩けるようになっていましたよね。
ということは、もう「あなたは神経細胞になりなさい!」という命令ができるようになっている、ということですよね?
だとしたら、すごいですね~
私も将来お世話になるかもしれないので、
このiPS細胞については素人ながらも勉強しておかねばと思っているところです