「腰痛」は、日本の全人口の4分の1にあたる2,800万人が抱えている症状だと言われています。また腰痛は年齢や性別を問わず、10代、20代などの若い世代でも悩まれる方が多い症状です。
腰痛の原因は、特定できる腰痛と特定できない腰痛の大きく2種類に分けることができます。
腰痛専門リカバリースタジオONEでは、この原因が特定しきれない腰痛に対しても対応させていただいております。痛みの原因の見極めを行い、腰痛に強いからだづくりをサポートしてまいります。
2種類の腰痛の特徴
1. 特異的腰痛
MRI検査等で原因が特定できる腰痛を「特異的腰痛」といいます。腰痛全体の15%を占めており、代表的な例が腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、脊椎分離症・脊椎すべり症など神経を圧迫する病気が主な原因です。整形外科等で手術治療や投薬治療が必要となります。
リカバリープログラムにおいて特異型腰痛は、“関節型腰痛”と分類させていただきます。
レントゲン、MRI によって原因が特定できており、尚且つその原因が関節にあるからです。但し、関節型だからと言って、手術治療や投薬治療 しか方法がないわけではありません。
腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの診断結果を受けた方でもリカバリープログラムによって回復を遂げられている事例は多岐に渡ります。
2. 非特異的腰痛
基礎疾患やMRI等の検査をしても痛みの原因が特定しきれない腰痛を「非特異的腰痛」といいます。腰痛全体の85%を占めており、主に日常生活の生活習慣、労働環境、筋力の低下などが原因で起こります。腰だけではなく、姿勢の崩れから腰痛に繋がっていることが多く見られます。
リカバリープログラムにおいて非特異型腰痛は、“筋肉・筋膜型腰痛”と分類させていただきます。
“正しい姿勢”、“正しいからだの取り扱い方”のバランスの崩れが腰痛の原因となっている為、リカバリー体操によって、筋肉、筋膜、関節の機能を正常な状態へと整え、リカバリートレーニングによって、正しくなった動きを形状記憶させる事により、“正しい姿勢”、“正しいからだの取り扱い方”の維持継続が実現します。その結果、腰にかかる負担は軽減し、腰痛の根本解決への第一歩に繋がります。
原因が特定できない腰痛に
必要な2つの対策
腰痛は特定できる腰痛と特定できない腰痛があることがわかっていただけたかと思います。