この発表自体は何の意味があるだろうか?と思いながら・・・
子供時代の手伝いや自然遊び体験が結婚に有利 アンケートで判明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101014-00000542-san-soci
” “婚活”準備は子供の時から-。子供のころの自然体験やお手伝い経験が豊富な人ほど、結婚している割合が高いことが、14日公表された独立行政法人「国立青少年教育振興機構」の調査結果で明らかになった。調査では、自然体験などが多いほどマナーや教養への意識が高いことも分かった。専門家は「子供のころの体験で人間として幅が広がり、異性にも好かれる魅力的な人物に成長できるのでは」と分析している。
同機構は昨年11月、20~60代の男女計5千人にアンケートを実施。子供のころに「チョウやトンボなど昆虫をつかまえた」「食器をそろえたり、片づけたりした」「弱い者いじめを注意するなどした」など30項目について体験の有無や頻度を質問し、多いグループ、中間的なグループ、少ないグループに3分類した。
そのうえで、現在の生活実態についても集計した結果、体験の多いグループでは「結婚している」という回答が68・5%、中間グループで67・7%に上ったのに対して、少ないグループは約1割低い58・8%にとどまった。
「子供がいる」という回答も、体験が多いほど割合が高く、多いグループは63・4%、中間グループは61・4%だったのに対し、少ないグループは約1割少ない51・8%だった。
子供のころの体験は、異性との関係だけではなく、自らのマナーや教養についても大きな影響を及ぼしているという結果が出た。
言葉遣いやはしの使い方など「文化的な作法や規範意識」を調べたところ、意識が高いという結果が出たのは、子供のころの体験が多いグループで54%。これに対し、少ないグループは17・5%にとどまっており、約3倍の開きが出た。中間グループは34・1%だった。
調査に携わった千葉大学の明石要一教授(教育社会学)は「子供のころのさまざまな体験を通じて、心が豊かになり、人間関係を学ぶ。社会上の大切なマナーや作法を学んでいるから、自然と異性にも魅力的に映るのではないか」と分析した。”
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このアンケート調査が合計5千人、ということは、男女各2500人、年代別にすると各400人前後の調査、ということになるでしょうか?正直、統計的な有意性が認められるかは甚だ疑問です。昆虫を捕まえた経験、なんてあったら、当然年齢の高い層が高くなるでしょうし、こうした方々が結婚してたり、子どもがいたり、というのも自然な話。
独法の助成金調査なんでしょうが、税金の無駄遣いとしか思えません。
というか、こんなんアンケート取らなくても当たり前のこと、に思えてしまいます。
言葉遣いや箸の使い方、って親の教育が出ますものね。