こんにちは。

もうすぐ国公立の二次ですね。


試験前日と当日には、

当然やった方がいいこと、

やらない方がいいこと、

があります。



今回は僕の経験に照らしてそれを紹介しようと思います。あくまで僕の考えですが。


内容に入る前に、

以下の文書の目標はずばり、受験当日に


自分に自信を持って問題を解く


ようになることです。


僕は受験生の頃、東大の文三を受験しましたが、東大では約10000人の受験者がいて、受かるのは約3000人。ということは、大体同じくらいの学力を持った、各地の勉強が得意な生徒が集まってきた中から、3分の2は落ちてしまうことになります。


だから、その大多数と同じメンタリティにならない方がいい、というのが僕の考えです。みんなと同じように行動すると、大多数の落ちてしまう可能性がある側に回ってしまう。


要するに、高得点をとる必要も、難しいことをする必要もないから、合格する3分の1の側(東大なら)に回ればいいんです。それがこれ以降の基本的な趣旨になります。



さて、この回ではやっておいた方がいいこと編です。

(前日、当日関係なく思いついた順に書いていきます。)




・試験が開始したら数十秒は問題を解かない。

試験が始まると、みんな一斉に問題を開いて、ペンを持ってカリカリ走らせていきます。でも大丈夫。そうしているみんなが受かるわけではありません。あなたが受かればいいんです。


だからまずは問題を開かずに深呼吸。ゆっくり表紙を眺めて、パラパラページをめくって、

(ふうん、今年はこんな問題か)

(過去問と傾向変わったな〜)

みたいなことをぼんやり、

まるでテレビのCMでも眺めるように考えて、

それからやる気を出して、

問題を解く順番

1問にかけられそうな時間

を見積もる。


そうしていざ問題にGo。これで、みんなと一緒に焦ってスタートする心理的負担から解放されます。だってたっぷり勉強してきたんだから、焦らなくたって大丈夫。

仮に問題が全部解き終わらなくたって大丈夫。だってそんなに難しいなら、周りのみんなも終わりませんから。

ね、こう考えると自信が湧いてくるでしょう?




・長時間の試験は、間に少し休憩を設ける。

たとえば東大の社会(理科)は2科目選択で150分。


長いですね。


だから、もし取れるなら、思い切って途中で少し休んじゃう。一分でも、三分でも、五分でも。それでリフレッシュして、みんなが解いてる静かな空気をゆっくり吸って、また解く。


そうすれば、自分は周りのみんなより気持ちの余裕があるんだ、


ということにも気がつけます。

すこし性格が悪いかもしれないけど、すこしくらいいいんです。自分を特別な存在にしてあげてください。"受かるあなた"を自分で演出していいんです。




・前日の夜は、どうせ寝付けないと思っておく

睡眠は大切です。前の晩はとくに。でもね、みんなそんなこと十分わかっていて、快眠できる方法を研究していて、それでもなお、不安や緊張から眠れないことってあるんです。


だから、

ちゃんと寝る工夫をして、早く布団に入った上で、

(どうせ緊張して寝られなくたっていいや)

と開き直った方がいいです。


寝れない、寝れない、と焦るストレスってすごいですよね。僕、受験期に関わらず普段から不眠の傾向があるのですごく分かります。

だからそういう自分を受け入れてしまう。

早く寝付けたらラッキー。

あんまり寝れなくてオッケー。

みたいなメンタルが楽でいいんじゃないかな。


だってたくさん勉強してきたんだから、

少しくらい睡眠時間短くたって、あなたはちゃんと合格しますよ。




・お弁当の量と中身は決めておく

ぼくは受験生の頃、試験の日はファミマの月見ぶっかけうどんに決めていました。ボリュームがあって、胃がもたれないからです。もし買うなら、当日どこのコンビニで買うのか、それが売り切れていたら何を代わりに買うか、まで考えておいた方がいいです。


前もって決めておくメリットは、


自分の体に合ったものを食べられる


当日問題を解く以外に余計な頭を使わない


という2点があるかなと思います。お弁当に限らず、交通手段、服装なども、前もって、もし何かあっても対応できるように考えておいた方がいいです。




とりあえず、こんな感じ。

要はここに挙げたことじゃなくても、自分に自信が持てればいいんです。それってきっと、受験だけじゃなくても大切なこと。


やるべきことはもうやってあるので、リラックスして、余裕を持って、緊張する自分を受け入れちゃって、気楽に受けましょう。大丈夫。ふつうに受かっちゃいますよ。


(カバー画像は東大のホームページより。)