企業努力 | 飲食・外食産業求人専門のitk転職キャリアコンサルタントのブログ

飲食・外食産業求人専門のitk転職キャリアコンサルタントのブログ

飲食・外食産業求人専門のitk転職キャリアコンサルタントのブログ

花粉が真っ盛り!!

日々是マスクマンとして日夜戦い続けております!!

$i t kのブログ!外食産業特化型の人材紹介社です

本日は少し憤っております あぁっ?!

さて、事の発端


外食特化のわれら itk ですので外食関連のニュースは常にチェック

そこでキャッチしたのが

【ウエンディーズ再上陸!!】

i t kのブログ!外食産業特化型の人材紹介社です i t kのブログ!外食産業特化型の人材紹介社です

捨てる神あれば拾う神あり

ゼンショーからヒガインダストリーズ(元ドミノピザ)に

パートナーを変えて、また日本に展開していくそうです

$i t kのブログ!外食産業特化型の人材紹介社です

またあのチリビーンズが食べられる♪♪♪ きたー

そのニュースソースを色々なサイトで見ていると

こんなコメントが投稿されておりました



「ウエンディーズが戻ってきて嬉しい。

 M 社(某日本一の外食企業)の 【殿様商売】 に腹が立ってるから

 ぜひ、邪魔してほしい」



このコメントは少なからず、支持されておりましたが

いやいや、ちょっと待って下さい

M 社が殿様商売ですと?

むしろ一番かけ離れているように思いますが

【殿様商売】

 商品知識や客とのかけひきなど、もうけるための
 努力・工夫に気を使わない商い方を皮肉っていう語

M 社は一時期、低価格戦略を推し進め(ハンバーガー1個65円ですよ?)
デフレの勝ち組となるも、平成不況の煽りを受けて赤字転落
その後も自分たちが作ってしまった、安物のブランドイメージを払拭できずに
社長交代
そこで勇気を持って、戦略を見直し徐々に新しいブランドイメージを構築し
今や完全に危機を脱した状態で、次々と顧客向けに新しい商品を
実験的な店舗運営にもトライしながら、提供している会社です

どこが、殿様商売なんでしょう?

確かにがっかりするサービスを受けることもあります
従業員教育が行き届いてないこともあります

外食に関わり続けて、早10年以上
ずっと、感じていること
なぜに飲食店はユーザーから、見下された厳しい評価を受けるのでしょうか?


外食においてクレームは安い店ほどより多くなります


殿様商売で検索すれば、色々な飲食店の悪口が出てきます

 ※【某うどん屋さん(セルフ)/うどん280円】はサービスが悪い

子供連れなのでお店のルールに従わず(知らなかったので)
席を事前に確保し怒られた
知らなかったんだから大目に見ろとのコメント
また、お客様が食後、食器を片付けるシステムでありながら
店員が近くにいたので(システムを知った上で)
置いて帰ろうとしたところ
ちゃんと片付けるように指摘されてしまったがそれは気を使って店員がやれとのこと
それができないから殿様商売のようです

確かにサービスレベルの低い店・従業員ですね
外食に関わる人間としても悲しいことです
でも

その激安といっていい価格設定の店は
その安い値段でおいしい商品を提供できることが、最大で唯一の市場への訴求力であり
そのための店での経費削減努力は、もう限界まで突き進んでるでしょう
それこそ、人件費・賃金・給料は然りです

そんな紛れを許して、臨機応変に対応できるのであれば
上記値段での提供が難しいのかも知れない
お客様全員が同じように紛れを起こせば・・・?
ならばと、すばらしいサービス・気遣いを提供する代わりに
(人員を増やして、気遣いのできる人間に高い給与を与え
教育にかける時間・金をふんだんに使い)
全く同じ商品で値段が2倍のお店なら、恐らくお客様は来ないでしょう

そこでサービス強化・コストダウンを徹底し同じ値段で商品を提供すると
次は本物を使ってない・所詮チェーンレベルと馬鹿にされ・・・

限られた資本を何に投下するか
非常にシビアな経営判断を常に経営陣は下し
現場はお客様により良く伝わるように営業する

もちらん選択の権限は全てユーザーにあります
市場から評価されないものはどんどん淘汰されて当たり前

嫌なら行かない・使わない、それが全てなのですが

飲食店だと利用者が不快と簡単に断罪し
一方的に都合も考慮されず、ばっさりと「殿様商売」などと公に揶揄されてしまう


あの店は高い・サービスが悪い
はては●●店の店長はなんだこうだなどなど

有名店の悪口ばっかり書いて、自分の名前を売り
いっぱしの評論家として、執筆活動してる人までいますよ

確かに不誠実な商売をやってるところもあります
向上心のない店もある

それでも自分は
高い志しをもち、創意工夫を持って飲食に携わっている熱い方々と一緒に
少しでも外食産業を良くしたいと、日々戦っています

的外れな批判に憤ってしまったりもします

先ほどのうどん屋さんのブログには
良い比較例(殿様商売じゃない代表例)としてM社が書いてありました
もうなんのこっちゃ


今回はビジネスマンとしてあるまじき
言い訳・愚痴・泣き言のオンパレードブログとなりましたが
心の底では、数々の批判は、外食に関わる我々にとって
ありがたいご意見なんだと自覚してるんです

自分自身
外食がまた一般レジャーのファーストチョイスになれるよう
どんな店に行っても満足できるのは当たり前になるように
日々精進するんだという決意表明として
外食への思いを、今後の自戒になるようにたっぷりこめて書いてしまいました

最後までヘタレ言い訳ですいません


それでも、やってやるんです