MIT Tech Review: 10万匹が常時接続「動物のインターネット」が描き出す地球の未来 (technologyreview.jp)

 

「MIT Tech Review: 10万匹が常時接続「動物のインターネット」が描き出す地球の未来」(technologyreview.jp)がちょっと面白い。

 

「大小10万匹もの世界中の動物にタグを付け、その足跡データを小型人工衛星でキャッチし、ライブで観察する「動物のインターネット(IoA)」構想の取り組みが進んでいる。動物たちの行動を理解するだけでなく、動物を通じて変わりゆく地球の姿を監視する試みだ。」

 

「動物は長い間、人間には見えていない現象を感知する有機体センサーの役割を果たすことで、私たちを取り巻く自然界に関するユニークな洞察を提供してきた。100年以上前、ヒルは水面から這い出ることで嵐の予兆を示し、カナリアは1980年代まで炭鉱で迫り来る大惨事を警告していた。また、有毒物質にさらされると身体を閉じる軟体動物は、今でもミネアポリスやポーランドの都市水道システムで危険を察知するために使われている。」

 

マックス・プランク動物行動研究所のマーティン・ヴィケルスキー所長は、動物の行動をモニターし、環境のより良い理解に役立てるためのビッグデータ・システムを構想している。

CHRISTIAN ZIEGLER/MAX PLANCK INSTITUTE FOR ORNITHOLOGY

 

小松 仁