いちごの恋愛小説 -20ページ目

いちごの恋愛小説

苺が書く恋愛小説です。
全くの素人ですが楽しんで読んで頂けたら嬉しいです♥

コメ、ペタ、読者登録、アメンバー申請
待ってます

「抱きしめて…?」


「なっなっなっ」


「…ぷーっあははっははは!!」

豪快に笑いまくる高橋

俺がポカーンとしていると

「冗談だよーあーおっかしあの顔!!あはははっあはははは」

「なっなっあ、あんな格好男の前で冗談でもするもんじゃないぜ…」

顔は真っ赤で恥ずかしいけど言い返す

するとさっきまで笑っていた高橋がピタっと止まって真剣な目でみた

「ただの男になんて絶対見せないけど…優太だったから」

「…へっ?」

「優太なら絶対変な事しないし、優太ならされてもいいと思ったから」

「へーそんな信用あるなんて知らんかったなー」

「信用なんてモンじゃないよ…優太が、好き、だから…」

大きい目がまっすぐに俺をみつめる

「ど、どういう…?」


「あー…もう!だから優太の事が好きなの!!」

「好き、って…あの、その??」

「恋愛感情で好きって事!んもー鈍感なんだから…」

「あ、ああ……え?はっ?!」

「…好き。付き合って…?」

至近距離で、(しかもまだあの格好で)

キレイに整った顔でみつめる

自分の顔に女の子がこんな近くまで寄せる何て初めてだった

恥ずかしくて混乱してヒートアップする

「どうなの…?」

大きな目が不安そうに潤んでこちらを見ている

「…ハイ…」

さっきまで不安そうな顔がいっきに

パっ

と明るくなる

「ハイって事は付き合ってくれるってこと!?」

「…うん」

「キャーっありがとー♥」

バッと抱きつかれる

「ちょ、ちょっと…」

「優太…」

「な、な、なに??」

「だーいすきっ!!」

いきおいよく飛びつかれたと思ったら

キスをされた


パシャっ


びっくりして放心状態に落ち入る

「やったー♥へへっ」

いたずらっぽくコチラを見つめている

「ちょ、ちょっと…いきなり何す…」

言い終わらないうちに彼女が顔をぐっとこちらに近づけて言う

「付き合ってるじゃん…ダメ…なの…?」

泣きそうな顔で言われる


「だ、ダメじゃないけど…今日付き合ったばかりなんだし、そういうのはまだ早いよ…」

「分かったー」

顔はあきらかに

「えーなんでー」

という顔をしていたケド

我慢して理解してくれたみたいだった

「じゃ、俺、帰るね」

「うん…寂しいけど明日学校で会えるもんねー♥」

「うん、じゃお邪魔様でした…」



〝学校”

という単語で思い出した


やっぱり男子会で報告するべきなのか

それと…


結城に言うべきなのか…


少し前までだったら


なんのためらいもなく伝えるだろう

けど、


今のケンカ状態で

この事を伝えていいのか


長い時間考えた


そして結論は


やはり

「結城に言うべきだ」


今まで隠し事なんてなかったのだから


それに仲直りした後で教えて

「何ですぐに教えてくれなかったの?」


何て怒られるだろうから



明日、結城に言おうー。