知事後援会の選挙対策費問題で

23日から議会事務局の職員が、
広島地方検察庁で資料の閲覧を始めました。

これで再び事件の解決に向けて動き出しました。

そもそもこの件は、

現金が渡ったとされる県議の名前を伏せた
供述調書を広島地検が開示したことが発端です。

けれどもその後にマスコミによって実名が公表されました。

ところがその名前が出た県議は全員否定したため、
本当にその名前が正しいのかを確認するべく、

県議会が全会一致で実名を公表してくれと地検に請求し、
やっと先日その閲覧許可がでたのです。

この流れならば当然名前が公表されても
自らが請求に賛成したので何も問題はないはずです。

それなのにここに来て、個人情報保護条例に触れるからと、
開示しない可能性が出てきました。

さらに、議長のみが閲覧し、
他の県議さえも閲覧できない事態までもが想定されます。

そうなってはいけないと、先日21日に
「つばさ」として議長に対して意見書を提出しました。

なんとしても議長や議会事務局の
内部資料で終わるようなことにはさせたくありません。



また今日のRCCのニュースで
新人議員のインタビューが放送されました。

本来ならば事件には全く関与してないので、
もっと真相解明に積極的に動かなければならないはずの新人議員が

何故か消極的でした。

会派の拘束を受けているのでしょうか?

自分たちを守るだけの会派ならいらないです。
県民を守るのが県議の仕事のはずです。

新人議員に限らず、

この事件に関しては会派なんて関係なく
議論されることを望みます。

そして名前が出ている議員に
しかるべき場所で意見を述べさせる機会を与えることが

議会としての役割であり、

議員の個人情報だからといって、
全てを隠してしまっては

何のための全会一致での
閲覧請求だったのか分かりません。

県政に対する政治不信を払拭するためにも、
厳しく対応していくことが信頼回復の第一歩であり、

残された唯一の道だと確信してます。

「光市母子殺害事件」で揺れたここ数日の広島ですが、
私も「正義は必ず勝つ」と信じて行動していきたいと思います!