CREEK 4240 | COOLAUDIO

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CREEKの古いプリメインアンプ。
以前、ガリありのものを購入し接点剤で簡単に直ると思ったんですが、またすぐにガリが出るようになったため同じ足ピッチ同じ特性のボリュームを部品屋さんで買ってきました。 同時に少し膨らんでした電解コンも交換し使用していました。

シャーシと基板が絶妙な隙間で搭載されており無駄のないシンプルな構成に感心しました。
素人でも簡単に組配できる設計は日本製の複雑なアンプを見慣れた目には新鮮です。



クールと猫アレルギー CREEKのメーカーサイトの写真です。



サイズの割に大きなトロイダルトランスがシールドされずに搭載されています。

日本製と設計の違いはイギリスのプリメインアンプのスタンダードな構成とは対照的です。
基板も同じ片面でもベークより高級なガラス基材が用いられています。

同じ金額では日本製アンプは倍くらいの部品点数と重量で所謂物量で対抗し、シールドや理詰めで構成されたアンプは新しいものほど無個性で同じように聴こえてしまうのも進化なのでしょうか。



クールと猫アレルギー


4240は音楽を楽しく開放的そんなイメージで聴かせてくれます。
外観のデザインもブラックパネルにグリーンの文字がかっこいいです。
現在のモデルは全てシルバーになってアーカムなど他社との明確な差が減ったことが残念です。
REGAのような奇をてらったような派手さではなく武骨ともポップともとれる個性的なスタイルは聴かせる音と共に今でも非常に魅力的で大好きです。