いたむら法律事務所のブログ

山口県防府市にある法律事務所です。
山口市,防府市を中心に周南市や宇部市など山口県内全域のお客様からご相談,ご依頼をいただいております。
法律事務所を少しでも身近に感じていただけたら幸せます。


テーマ:

板村です。

 

法定相続の場合,推定相続人が被相続人より先に死んだ場合,代襲者が相続します。

では,「相続させる」遺言で相続するはずの人が先に死んだ場合,同様に代襲者が相続するのでしょうか。

 

最高裁平成23年2月22日決定を紹介します。

事案としては,被相続人(母親)に亡夫との間に長男と長女がいました。

母親は,長男に財産全部を相続させる遺言を作成していました。

しかし,母親が亡くなる3か月前,長男が先に亡くなりました。

この場合,法定相続人は,長女(1/2)と代襲者である長男の子3名(1/6ずつ)です。

では,遺言の効力はどうなるのでしょうか。

判決は,本件では遺言の効力が生じないとしました。

「相続させる」旨の遺言をした遺言者は,通常,遺言時における特定の推定相続人に

遺産を取得させる意思を有するにとどまるので,その推定相続人が先に死亡した場合は,

特段の事情のない限り,遺言の効力が生じないという理由です。

 

もし母親が長男の子らに相続させたい場合,どうすればよいでしょうか。

遺言書の中に,「長男が先に死亡した場合には長男の子らに全部相続させる」などの

補充的条項を入れておくとよいでしょう。

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

いたむら法律事務所さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。