おはようございます

イタカンのぐっさんです。

 

昨日は、

フォーミングガンで界面活性剤入りの水をベンチュリ―効果で吸い上げ、ノズルで分散させることで泡泡を噴射し、バイクを気持ちよくさせるお話でした。

 

 

今日はその泡泡洗浄の中味についてのお話です。

先日のお話の中で泡泡を作るためには、水の表面張力を下げる界面活性剤を混ぜると言う話が出てきましたが、その界面活性剤は日頃皆さんが使っている食器洗剤や洗濯石鹸にも入っていて、色んな汚れを綺麗にしてくれる。そんな液体なんですね。


その界面活性剤は「オタマジャクシ」の様な形のものが多く、頭が水に馴染む「親水基」、尻尾が水に弾く「疎水基」=「親油基」となっています。

参照:https://www.ous.ac.jp/kikaku50/bookmark/bm005e.html

 

 

この界面活性剤には、油と反応し、水に溶け込ませる「乳化作用」、異物に付着し、水への親和性を上げる「浸透作用」、水への分散を促す「分散作用」などが起こり、バイクに付着した「油汚れ」「ピッチやタール」「花粉」「砂ほこり」などを落としやすくしてくれます。

 

また、その界面活性剤が入った水を細かい泡泡にすることで、直ぐに流れ落ちずにフレームなどに付着させることで、それらの反応時間を延ばすことが可能になり、また直ぐに水でリンスしなくても乾燥してしまいシミになることも防いでくれているようです。

 

この泡泡をバイク全体にしっかり付着させてあげることで、隅々まで界面活性剤を行きわたらせ(浸透作用)、汚れをしっかり包み込み(乳化作用)、浮き上がらせ分散させる(分散作用)ことで、その後の洗車を楽にすることが出来ます。

当然これだけでは不十分なので、そのあとスポンジやブラシで浮き上がらせた頑固な汚れを物理的にも洗ってあげる必要があります。

 

その後は汚れと共に界面活性剤を水のシャワーでしっかり落としてあげることでバイクはピッカピカになり、大喜びです。

 

では~ぐっさんでした~~

 

 

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