おはようございます

イタカンのぐっさんです。

 

 みなさん日頃自転車のお手入れはどうされていますでしょうか?

先日イタカンブログの中で紹介した「スペシャルオ~バ~ホ~ルやで~~」では洗車はそのスペシャリスト「Lavaggio」にて行い、バイクさんたちを気持ち良くさせてあげるプランがあることをお話しました。

その時のブログがコチラ↓↓↓↓

 

 

 で、この泡泡ですが、フォーミングガン(種類は何種類かあるが)へ、高圧縮空気を導入し、そのボトルの中の界面活性剤などが入った洗剤と水の混合液体をベンチュリ―効果で吸い出し、泡泡生成ノズルから噴き出すことで発生させています。

このベンチュリ―効果ですが、一昔前まで車などの内燃機関に空気とガソリンを供給するキャブレターの基本原理です。

 

参照:https://clicccar.com/2020/12/22/1042317/

 そんな凄い原理を使ったフォーミングガンですが、ボトルの中に界面活性剤などが入っていないと、水だけでは泡泡は発生しません。当たり前の様で、何故かって?気になりますよね。

 

 実は水は液体の中では水銀の次に表面張力が強く、水だけでは直ぐにその表面積を小さくしたくなり、あの様な泡泡(要は液体が広がるような)にはならないようです。


 自然界で一番大きな表面張力を持つ水銀ですが、その表面張力は約480mN/mです。まぁなんだか解らない単位ですが、表面張力が大きいと下の水銀の写真の様にまん丸くなってしまう=表面積を小さくするようです。

 

参照:http://blog.ac.eng.teu.ac.jp/blog/2019/05/post-22813d.html

 

 では水はと言うと、表面張力が常温で72.7mN/mでコップに一杯の水を入れた時に溢れそうで溢れないあの盛り上がりを作ったり、アメンボが忍者の様に水の上を走っていけるのもその水の表面張力のお陰なのです。

その丸くなりたい水に界面活性剤を入れると、水と空気の界面で、その界面活性剤の親水基(水とお友達になりたい側)は水の方に、疎水基(水が嫌いな側)が空気側に向き水の表面張力を下げようとします。

これはシャボン玉の外側内側双方の空気界面にも同じ様に並び、泡を保持してくれる方向に働こうとします。

と言う訳で、フォーミングガンに圧縮空気を送り込み、ベンチュリ―効果で吸い上げた界面活性剤入りの水をノズルから分散させて噴き出すことで泡が発生すると、その泡の空気界面(内側・外側)に界面活性剤の疎水基側が出てきて表面張力を下げ、泡泡を保持したままフレームに付着すると言う事でしょうか?

 

バイクが、うーん気持ちいい~~って言ってますね。

 

 

では~ぐっさんでした~~

 

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