おはようございます
イタカンのぐっさんです。
今日は先日天満橋にあるOMMビルで開催されたFukaya Autumn Fiar 2025からPanaracerの担当者に聞いたお話を書きたいと思います。
Fukaya（株式会社フカヤ）と言えば、1911年創業の自転車関連製品の卸売業の老舗で、取り扱っている製品には
GHISALLO/OTSO/RITCHEY/MINOURA/Panaracer/Soyo TYRE/iRC TIRE/MICHELIN/NITTO/OSTRICH/CATEYE/bryton/RxL/KABUTO/SENA/PEARL iZUMi/日本新薬/SHIMANOなどがあります。
その中でも今回「Panaracer」のブースを訪れ、色々聞いてみました。
この日Panaracerのブースにおられたご担当は、マーティング海外担当の神野氏。この方から色々お話をお聞きしました。
この方なんと今年の５月にアメリカカンザスのフリントヒルズ地方で行われた「UNBOUND GRAVEL 2025」の２００マイルクラスに出場していて、そのYouTubeを先日観たところで、なんだか見覚えのあるお顔だな～と思いながら商品説明を聞いていたところ、「そう言えば先日UNBOUND・・・ってYouTubeを観ました。って話したところ、“私です”」との事で、なんと、なんとご本人だったのです。なんか凄い親近感が沸き、商品説明そっちのけで、レースの事を聞いてしまいました。
そのYouTubeはコチラ↓↓↓
320kmの道から感じたもの ～UNBOUND GRAVEL2025～
このイベントには１週間前に現地入りし、４種類の開発中のGravel Kingを色々テストしたそうです。そのトレッドパターンは秘密らしいですが、同じ負荷を掛けて直線１ｋｍのグラベルを何回も往復し、その速度を測定、本番には一番良いデータが出たものを採用したとの事。
イベントには製造主事の森脇氏も一緒に参加、スタッフ一同でデータ採取、サポートなどをしていました。製造主事も参加することで工場へのフィードバックもより正確に行えるとの事です。森脇氏は普段はロード中心らしいですが、映像の中でもロードとの違い、特にグラベルでの負荷と下りの難しさに苦戦されていたようです。
さて、話は戻りますが、Panaracerと言えば、AGILESTとGRAVEL KINGが有名ですが、それぞれ種類がいっぱい有ってどれを選んだら良いか分かり難いですよね。
で、先ずはAGILESTの種類から聞いて見ました、
ざっくりと言えば
無印（スタンダード）：23C~30Cを用意、オールラウンダー
Light：23C~28Cを用意、兎に角軽い、ヒルクライム向け
DURO：23C~30Cを用意、耐パンク性に優れたロングライド向け
FAST：23C,28Cを用意、転がり抵抗低減、レース向け
だそうです。
特にこのFASTは電子線を表面に当てることで材料の流動性制御や耐熱性、強度が飛躍的に向上し転がり抵抗を下げているとの事です。
次にタイヤの幅を聞いて見ました。
タイヤの幅ですが、日本でもワイド化してきていますが、国内では25C~28Cが多く、海外では28C~32Cが主流だそうです。
更に、トレッドパターンについても。
よくお客様からも質問のあるタイヤの溝ですが、雨の日だと溝の無いスリックタイヤはなんだか不安がありますが、元々設置面積が小さいロードタイヤの場合にはスリックとノンスリックでは雨の日の性能はあんまり変わらないそうです。
次に、GRAVEL KINGも無印（スリックタイプ）はロードに使用している方も多く、こちらも通勤に使用してみては如何でしょうか？
GRAVEL KINGでは新たに700x50Cや650x48Bが加わったX1及びX1+ですが、舗装路での転がり抵抗低減の低いセンタートレッドと未舗装路でのコーナーを考えたサイド部に少し高いブロックを配置したトレッドパターンを採用しているそうです。
GRAVEL KING(左端から無印、SS,SS,SK,X1)
そのGRAVEL KINGですが大きくわけて次の様になります。
最後に、９月１日から販売された、耐摩耗性に優れコストパフォーマンスが抜群な通勤のNew Standard（24”,26”,27”を用意）タイヤもお勧めです。スチールビードを使用していますが、フォルダブルになっていて、お店に置くには嬉しい設計ですね。
今回YouTubeで見たUNBOUND GRAVEL 2025 200mileに出場した方から直接お話を聞くことが出来、Panaracerのファンになってしまいました。今のタイヤが寿命を迎えたら早速Panaracerへ交換してみたいと思います。
では～ぐっさんでした～～
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