おはようございます

 イタカンのぐっさんです。

 

 昨日は人間の目のしくみと言いますか、色を感じる錐体と言う細胞にはLMSと三種類あり、それぞれ敏感に感じる色が異なると言うお話でした。

 また、青(S錐体)以外の緑を感じるM錐体と赤を感じるL錐体はその感じる色(光の波長)にオーバーラップがあり、少し邪な(よこしまな)所があるようです。

GIOS BLUEの続き:色のお話(その1) | 伊丹のカンザキブログ

 

 

 今日はもう少し、深いお話をしたいと思います。

皆さんが片時も離さず持っている携帯電話。iPhoneでしょうか?それともAndroid系でしょうか?最近の携帯電話はその画質が非常に良くなって、まるで写真を見ている様ですよね?

こんな事言うと、若い世代からは「何言ってんの?ずっと綺麗じゃないの?」と最近の携帯しか知らない世代には、初めて持った携帯が既にすごい画質で、「まるで雑誌の写真の様~~」って思わないかもしれません。

昔のガラケーや少し前までの携帯ではそのディスプレイの画質が悪くて、カメラで撮った写真がギザギザとしていたと思います。  

 それからディスプレイの進化が急速に進み、今の携帯ではディスプレイの画素が既に人間の目には見えないくらい解像度の高いものを使用しています。

実際のディスプレイの画素配列は↓(iPhone 13Pro Max)

 iPhoneが世の中に出たときによく耳にした「RETINA DISPLAY」。この「RETINA」は日本語で「網膜」の意味で、人間の目で見える解像度の限界を超えている事から命名されました。

 

 では人間の目の解像度はどれくらいなのでしょうか?

 

 視力1.0の人で解像度は1分角=1/60°だと言います。

例えば携帯電話を見る距離を30cmとした場合、この1分角は約90umに相当します。これをディスプレイの解像度でよく使われる「ppi=1インチ当たりのピクセル数」で表示すると25400um/90um=282ppiとなります。

 

 一方iPhoneのディスプレイの解像度の進化を見てみると

 この様に既にiPhone4/4sで人間の目に見える解像度を超えているのですね。その後も進化を続け、今では460ppiまでその解像度を上げています。

人によっては視力がもっと良い人もいるからでしょうかね?

私みたいに老眼になると近距離での視力はガタ落ちなので昔のガラケーでも大丈夫かもしれません。

 

 かなり話の内容が横道に逸れてしまいました。問題はこの解像度の話ではなく、iPhoneのディスプレイは現在OLEDが使われていますが、そのピクセル配列を見て何か「ピン」って来ませんか?

そうです、網膜の中のLMS錐体の配列に似ていますね。

 当たり前の様ですが、現在のカラーディスプレイの多くは光の三原色「RGB=赤緑青」を組合せて全ての色を作っていて、それを 人間はLMSの3種類の錐体で感知し画像を脳の中で形成しているのですね。

 

 話が横道に逸れて長くなってしまいましたので、続きはこの次にしたいと思います。次はGIOS BLUEとこの錐体の関係をお話します。

 

 では~ぐっさんでした。

 

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