おはようございます
イタカンのぐっさんです。
以前にGIOS BLUEのお話をしましたが、顔料に銅フタロシアニンが使用されていて、その顔料は下の様な構造で、その顔料は青の波長領域以外は吸収が大きく、青が強く反射されているので鮮やかなGIOS BLUEに見えると言うお話でした。
今日はその続きと言うか、人の目はなんで色が見えるの?と言う疑問を調べてみました。
人間の目の中はこの様になっていて、(参照:キャノンサイエンスラボ・キッズ
人の目は角膜・前房・水晶体・硝子体・網膜などで構成されていて、目に入った光は角膜~前房~水晶体~硝子体を通ってスクリーンである網膜に届きます。(図では前房と硝子体は省略されている)
その水晶体はカメラで言うレンズの役目を持っていて、成分は水分が66%で33%が蛋白質。その蛋白質は「クリスタリン」が多くを占めているらしいです。蛋白質の名前が水晶って感じですね。でその屈折率は中心部分が1.40、周辺が1.38と、これまたすっごい精巧な構造になっているようです。(水の屈折率が1.33なので、成分のクリスタリンの屈折率が高い)一方、硝子体は99%が水分らしいです。
因みに本当の水晶の屈折率は1.54~1.55、眼鏡に使用される薄型のプラスチックレンズで~1.75、ガラスレンズで~1.9ぐらいらしいです。
少し話がズレましたが、スクリーンである網膜上には光に感じる細胞がいっぱい有り、赤色が来た時にビクンとする赤色センサー(赤錐体=L錐体)、緑色が来た時にドッキリする緑色センサー(緑錐体=M錐体)、そして青色でビックリする青色センサー(青錐体=S錐体)、それに暗いところで光に敏感な明暗センサー(杆体)だそうです。
面白いのはこの3種類の錐体の網膜上での分布ですが、青錐体(S錐体)が少なく、緑と赤(M錐体とL錐体)が多く分布しています。
(参照元:集英社学芸の森)
また、それぞれの感じやすい細胞は一つの波長のみを感じるのではなく赤色を感じ易い赤錐体と緑色を感じ易い緑錐体はその感じやすい領域がかなりオーバーラップしていますね。どっちも同じタイプを好きになりそう。
それに比べて青錐体はその感度が一部緑の領域に掛かっていますが、なんか一途って感じ。またその感度も緑や赤の錐体に比べて青錐体は感度が良さそうですね。
元々多くの哺乳類が2色型色覚で青と(緑+赤)の二つしか錐体を持っていなかったのが、進化の過程で緑と赤が分かれて、合計で3種類の錐体を持つことになった様です。
(参考元:星空の楽しみ方)
つまりGIOS BLUEは人間の目にはすっごく敏感に映ると言う事でしょうか?(かなり無理やりですが)
まぁ何はともあれ、人間の身体って不思議ですね~~おもしろい!
では~ぐっさんでした
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