おはようございます
イタカンのぐっさんです。
ようやく梅雨が戻ってきましたね。と言っても天気予報では今週3~4日間くらい降った後は、また夏の空が続きそうです。なので今週は梅雨を思いっきり感じましょう。
昨日のインスタ・ストーリーズに上げたGIOS MISTRALのGIOS BLUE、ホントに鮮やかなBLUEですね。空の色が青いのは太陽から届いた色んな色の光の内、短い波長の青がより空気中の小さな分子で散乱するから青く見えるそうです。
我々が見ている太陽光の色は白色光に近いもので、これは太陽光には色んな波長の光が混じっているせいですね。人間の目は短い波長の青から少し長くなった緑、更に長い波長の赤までを認識する事が出来るのですが、それが所謂可視光です。GIOS BLUEが青く見えるのは太陽光がMISTRALのフレームに当たり、その色んな光の波長の内、青(ブルー)だけが反射されて目に届くからですが、ではそのGIOS BLUEはどんな顔料で作っているのかとCHAT GPTへ聞いたところ、公開はされていないので正確には解らないが、昔からよく知られている耐光性の強い、恐らく銅フタロシアニンがメインの顔料でしょうとの事でした。その銅フタロシアニンの構造と吸収スペクトルはこの様になっています。
→東京化成工業より参照(https://www.tcichemicals.com/JP/ja/product/organic-electronics/data/C3645)
“うぁ~むちゃシンメトリックな構造や~なんて”言ってる人は化学おたくでしょうか? このグラフの横軸は波長で単位はnm(ナノメートル)で1mmの1000分の一の更に1000分の一、つまりは100万分の一の長さと言う事ですが、人間の目はおおよそ380nm(近紫外~青)~780nm(赤)の波長が見えるとされており、その内一番感度が良いのが555nm(緑)前後つまりは、1mmの2000分の一ぐらいの長さの波長がもっとも感じると言う事でしょうか?
で縦軸のNormalized Absorptionは各波長の光がどれだけ吸収されているかをノーマライズ化したものらしくて、数字が小さいほど(0に近いほど)吸収せずに反射(又は透過)すると言う事です。
可視光領域(360nm~780nm)
各波長での色はこんな感じ
つまりGIOS BLUEのメイン顔料である銅フタロシアニンは紫外線領域(380nm以下)と緑(550nm)から赤(780nm)に掛けての波長の光を多く吸収し、濃い青~青(380nm~450nm)はあまり吸収せずに反射しているので青く見えると言う事でしょうか?
このGIOS BLUEは1970年代にGIOSのロードレーサーがプロチームの「ブルックリンチューイングガム」に供給されたことがキッカケで有名になったそうです。
GIOSのH/Pはhttps://gios.it/
個人的には私の時代はKELMEのグリーンジャージが印象に深いです。
今日、本当は中国語の発音を少しお話しようかと思っていたのですが、インスタにアップしたMISTRALが太陽光下でみるからGIOS BLUEはこんなに青く見えるのか?それとも携帯のカメラの性能のせい?との店長の一言から、こんなブログになってしまいました。
中国語の表現(その3)はまた次の機会にしますね。
では~ぐっさんでした。
XやInstagramでは随時組み立て中の車体の様子や特価車情報、
お得な情報や日常を発信していますのでぜひフォローお願いします!!
サイクルショップカンザキ伊丹店
〒664-0852 兵庫県伊丹市南本町6-3-21 南本町ビル1F
Tel:072-771-1771 Mail:shopmaster@itami-kanzaki.com
HP:http://itami-kanzaki.com/