今週日曜日は有害鳥獣捕獲の当番日でした。
現場は地元中の地元の山。
で、急遽勢子をやることになりまして、入ったことのない山に分け入ることとなりました。
ところが・・・
まぁ~、なんちゅう山ぢゃこりゃ・・・
これぢゃまともに歩けーせんがね。
藪に阻まれても強行突破し、崖を登っては降り、降りてはまた崖を登り・・・木の蔓を使って懸垂下降までして・・・それでもなんとか進軍をば・・・
しかし・・・、沢でコケて、泥沼にハマって、あげくは道に迷って、そのうえ熱中症になって、腰の水筒の水も飲みほして無くなり、誰も居らず何処だかわからない山の中にあって、「ここはどこ 私は誰」みたい状態に陥って、暑さと熱で昏倒しそうになり・・・。
「このまま進んだら本当にえらいことになるぞ」と頭の中でもう1人の自分がアラートを鳴り響かせました。
そこで意を決して転進、アナログ時計の短針と太陽の方向だけを頼りに、あとは野性の勘で歩く方向を決め、足を引き摺ってひたすら歩き、なんとか命からがら、山の外に出ることができました。
まともな道路を歩いて出発点に帰ってきて、なんとか生きて戻れました。
ここから入って・・・
ここに出てきました
地元中の地元の山ン中で、真夏に遭難したんぢゃ洒落になりませんわや。
愛車農道ポルシェに戻って、迷彩服を脱ぎ、下に着ていたTシャツを脱いで茶巾絞りに絞ったら、染み込んでいた汗がビチャビチャドバドバ~~っと・・・。
いやぁこの日はマジで往生こきましたわや。
「地元の山ぢゃけぇゆーて、ナメたらいかんぜよ」(夏目雅子演じる『鬼龍院花子の生涯』の松恵風に)
<3:45あたりから>