デパートに行くのは何が欲しい時？
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へえぇ～、デパート開業の日ですかぁ。
明治37年12月20日、東京は日本橋の三井呉服店が「三越呉服店」と名を改め、日本で初めてのデパート形式での営業を開始したわけなんですな。
そもそも三越ってナンぢゃいなって話なんですが・・・
三井財閥の源流である三井家が創業した呉服屋が「越後屋」で、三井家の「三」と越後屋の「越」をとって「三越」になったんですな。
つまり、三越は「越後屋」なんです。
悪代官：「ふっふっふ、越後屋、おぬしも悪よのう」
越後屋主人「お代官様こそ。お～っほっほっほ」
の掛け合いに出てくる、あの越後屋と同じ越後屋です。
いや、もちろん、本物の越後屋がワルだなんてこたぁ言っておりませぬよ。
んで、呉服屋だった越後屋が、なんでも売ってる店、つまり百貨店として営業を始めたのが、この明治37年12月20日だったってぇわけです。
そういえば、昔々、小生がまだ幼かった頃、家族で外食に行くっていうと、デパートのレストランでした。
で、小生がその頃何を選んでいたかというと・・・
もっぱら、お刺身定食か、ざる蕎麦でした。
幼稚園児かあるいはそれ以下ですよ。
なのに、お刺身定食とかざる蕎麦なんです。
お子様ランチとか、ハンバーグとか、スパゲティには目もくれず、鮪のお刺身が大好きだったんです。
実にいぶし銀な幼児でした。