一昨日の天皇誕生日、もはや恒例となったお江戸行きを今年も決行しまして、皇居での一般参賀に行ってきました。
2回目と3回目のお出ましでは最前列の前の規制柵のところまで行くことができました。
で、天皇陛下がお出ましになるのに合わせて、「天皇陛下、万歳」の声をあげます。
だいたいは後方にいるちょっと〇〇な雰囲気の人たちが一斉に声をあげるんですが、最前列付近ではどうもそういう声をあげる人が少ないってゆーか、ほとんどいないんですな。
何故でしょう。
恥ずかしくて声をあげられないんでしょうか
しかし、小生は違うのです。
最前列にいながらも、あらん限りの声で「てんのーへーかー・・・ばんざーーーいばんざーーーーいばんざーーーーーい」と何度も連呼するんです。
というのも、皇宮警察の護衛官から直接聞いた話ですが、皇族方が御立ちになる長和殿中央部ベランダは防弾ガラスで囲まれていますが、外に集音マイクがあって、外の東庭に参賀で集まっている人たちの声が、ベランダ内にも聞こえるようになっているんです。
つまり・・・我々の叫ぶ「天皇陛下万歳」の声は、ちゃんと伝わっているということなんですな。
そしたら、そりゃ、あーた、叫ばずにはおられんでしょ
で、お出ましになった天皇陛下も、皇后陛下も、皇太子殿下も、皇太子妃雅子殿下も、秋篠宮殿下も、秋篠宮妃紀子殿下も、眞子内親王殿下も、参賀の人たちをちゃんと御覧になって手を振ってくださるわけですが、参賀で集まっている人はみんな、「あ!私を見てくれた!」とか、「きゃあ!陛下と目が合ったわ!」とか感じちゃうんですな。
もちろん、小生も同じように感じましたよ。
ましてや、自分があらん限りの大声で「天皇陛下万歳」を叫び、それが聞こえたからというようなタイミングでこっちを御覧くださったとなれば、そりゃあそんな風に感じるのもむべなるかな、でしょ。
はい、今回ももちろん声が嗄れました。
でね。今回面白かったのは、2回目のお出ましの時なんです。
規制柵のその先は報道機関用のスペースになっていて、各テレビ局や新聞社や世界中の通信社がカメラの砲列を作っています。
で、2回目のお出ましの時、例によって「天皇陛下万歳」の咆哮をあげて万歳三唱していたら、報道カメラの砲列の中にいた外国人の男性カメラマンが、なんと小生の真ん前まで走って来て、小生にカメラを向け、じーっと撮影するぢゃありませんか
すると、それを見た他の記者が5人くらいこれまた走ってきて、規制柵を挟んで小生を半分取り囲むような感じで、カメラを向けて来て、じーっと撮りやんの。
もちろん、小生はそんなことで怖気づくはずもなく、皇族方に向かって、何度も何度も「天皇陛下万歳」を叫び、万歳を繰り返したのでありました。
で、最後の3回目。
実は2回目が終わってから、これまた別の女性カメラマンが、報道陣のエリアからこっちに向けてカメラを置いてるんです。
「おいおい、ねぇちゃんよ、おみゃあさん、カメラ向ける方向を間違えとれせん カメラはこっちぢゃなくて、宮殿のベランダに向けときゃあよ」。
そして3回目のお出まし。
襖が開けられ御姿が見えた瞬間からまた万歳三唱を始めたところ、件の女性記者がカメラ持って小生の前に走ってきてやっぱり小生を撮りだしたんです。
「だーかーらー、あたしを撮っても意味あれせんだろお こんなドスの効いたおっさんのツラぁ撮っても、どうせ放送には使えーせんて」
まぁ、小生はカメラなんぞ気にせず万歳三唱を繰り返すだけですがね。
で、この女性カメラマンがつけている腕章には「AFP」のロゴが
AFPといえば、そうです。
かつては世界の五大通信社とさえ呼ばれた、フランスのAFP通信であり、このおねぇちゃんは、そこのカメラクルーだったんです。
ま、こんなドスの効いた人相の悪いおっさんの万歳三唱シーンなんざ、撮っても配信には使えんでしょ