1979年10月5日。
私、まだ幼稚園年長さんで6歳。
祭って、どんなことをして、どういうことが楽しくて、だからやめられないのか・・・そんなことはまだこの6歳の少年にはわからなくて当然だろうけど、いまの時代みたく、「やりまわし大会」にはなってなかったことだけは想像できる。
町内を出て連合コースに入り、結局町内に戻るのは少しの町内曳きと、食事のときくらいかと。。。
今年の祭りは、新型コロナの影響で、中止か決行かの判断は別として、当然ながら例年のようにはできない。
たとえば、だんじりの曳行は自粛になろうとも、大昔から継承してきた神事は、ごく少数の祭り関係者と宮司さんとで行なうべきだろう。
速さを競う「やりまわし」のための祭りではない。
こんな大きな節目の年だからこそ、今一度、神に感謝すべく神事を見直し、よく考え、心穏やかに、祭りの当日を迎えたい、そう思う。
歴史的な2020年。
どんな判断が下されようと、私は、それを真摯に受け止め、祭礼日には神社へ向おうと思う。