無事に帰宅することが出来たと思いますが、この時点でもいくつかの注意点があります。
先ず普段、フェレットを飼育する部屋を見回して再確認します。
*ケージの設置場所は、直射日光が当たらないか?
*誤食する可能性がある小さな物がないか?
*イタズラされて困る物、入られて困る場所(特に家具の裏や下など狭い場所)は無いか?(ある場合、取り敢えず登れない高さがある物を置いたり畳んだダンボールなどを挟むなどの対策)
*室温は適正範囲か?
(16℃~25℃)
*窓は開いていないか?
お迎えに行く前に確認するのがベストです。
確認改善が出来たら、フェレットを箱やキャリーから出し、一旦ケージに入れ、扉は解放したままで、環境に慣れさせる為に干渉せず、様子を見ながら部屋の中を自由に探検させ、寝までとは言いませんが、出来るだけ長く(最低でも1時間)基本放置してあげましょう。
この際、先住の子が居る場合はワクチン接種が終わっていない事や相性も分からないので、同時に出さない事。
ケージに戻り排泄する子も居ますが稀なので、放牧時のトイレも必要かも知れません。
設置場所は、なるべく部屋の隅(角)に置くと覚えてくれやすいですが、ケージ内では完璧にトイレに排泄する子でも、放置時には自分で決めた場所にする子の方が多く見受けられますので、設置場所はご自身で調整してみて下さい。
どうしても床の決まった場所にしてしまう場合は、玄関マット等を敷くとしなくなる(場所を変える)場合があります。
環境に慣れる迄の数日間(長くても一週間程度で、ある程度慣れます)は上記の様に過ごしながら名前を呼んだり、フェレットから寄って来たら構ってあげたりしてあげて下さい。
*書き忘れいたので、注意事項を書き足します。
カーペットを敷いている場合、毛足がパイル状(ΩΩΩ)の物は爪に引っ掛かる事がありますので、出来るだけ避けて下さい。
交換などの対策が出来ないのであれば、爪の管理(爪切り)をしっかりしてあげて下さい。