果たして?

engadgetの記事に、 国内未提供のストリーミング音楽サービス Spotify が沖縄で説明会を開催。試用レポート てのがありました。

スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス「Spotify (スポティファイ)」が、沖縄で説明会を開催したそうです。詳細は記事に譲りますが、レポートを見る限りアプリなんかもローカライズが済んでいるようで、いつでもサービスインできそうな状況みたいですね。

記事中にもある通り、ストリーミング方式の音楽サービスはソニーのMusic Unlimited、ドコモのdヒッツなどが日本でも既にサービスが提供されています。この2つのサービスが日本で爆発的にヒットしてるかというとまぁしてないですよね。

サービスが知られていないだけなのか、知っていても料金が高いからなのか、中の人には分かりません。ちなみに各サービスの価格と、収録曲数は以下のとおり・・・

・ Music Unlimited ・・・ 月額980円 2000万曲収録

・ dヒッツ ・・・ 月額 500円 100万曲収録


Spotify は 月額約900円~1500円(未定) 2000万曲収録だそうです。

個人的には月額1000円だとすると決して安くはないような気がしますね。ケータイのコンテンツでも月額1000円てのは結構まれですし。

果たしてSpotifyが流行るかどうかは分からないですが、日本の音楽業界の現状を鑑みるにあまり・・・って感じはします。

CDが売れなくなって久しい(一部特殊な要因で売れてるところもありますがw)ですが、売れなくなった理由が様々なところで論じられてます。

中の人も音楽は聞くのですが、CDやiTunesで「音楽」を買ったことが恐らく2~3年ないです。ナンデ買わないかというと昔のCDで満足していることと、最近の音楽で聞きたいと思う曲がそんなにないということがあります。

中の人のように2~3年も音楽を買わないって人は特殊かもしれませんが、「最近の音楽で聞きたいと思う曲がそんなにない」って人は意外に多いんじゃないですかね。

個人的にはコレこそが「音楽」の売れない一番の原因じゃないかと思うんですが・・・・

でも、だとしたらかなり致命的な問題で、Spotifyが流行る云々のレベルじゃないですね。まぁ賢い方がさんざん分析されてるんだろうから、そんなことは無いでしょうし、そんなことはないと思いたいんですがね。

「聞きたい!」「買いたい!」って思う音楽が中の人の学生時代にはホントに山ほどあって、バイト代がCD代で消えることもあったくらいなんですけどね。いつからかなぁ・・・

もう一度そういう時代がくるといいな。