注意し過ぎることはない・・・

INTERNET Watchの記事に、 米Microsoft、アカウントセキュリティを数日以内に強化 てのがありました。

Windows8からPCにサインインする際に、Microsoft アカウントを要求されるような仕様になりましたね。また、最新のOffice2013ではデフォのファイルの保存先がSkydriveになってその際にもMicrosoft アカウントを利用します。このように以前にも増してMicrosoft アカウントを利用する機会が増えてるんですね。

で、そのMicrosoft アカウントを利用する際のセキュリティがかなり強化されるようです。記事によると今回から追加される機能は以下の3つ。

・ アクティビティ履歴
・ リカバリーコードの提供
・ セキュリティ通知オプションの選択オプション

アクティビティ履歴は、サインインした時間や場所の他にIPアドレスとPCや端末、OS、ブラウザ、使用したアプリの種類も表示されます。これによって見覚えのないサインインを見つけることが可能になります。

リカバリーコードは、アカウントにアクセスできなくなってしまった場合の最終手段となります。当然コードの保管は厳重にすることが求められます。

セキュリティ通知オプションの内容は、パスワードリセットの通知などが含まれる。セキュリティ通知を行うメールアドレスやSMSをチェックボックスで選択もできます。

更に記事中にもあるように、Microsoft アカウントは既に2段階認証にも対応してますので、その利用が推奨されています。中の人も、既に利用してますし、Microsoft アカウントだけでなくGoogleアカウントでも2段階認証を設定しています。

IDとパスワードだけでは、最近の不正アクセス事件のように何処かから漏れた場合、防ぎようがありません。2段階認証を設定していれば、認証コードが無い限り突破されることはありませんので、かなりセキュリティに効果があります。

多少の手間にはなりますが、無料で効果的な方法ですので、2段階認証を採用しているサービスでは、可能な限り2段階認証を利用することをお薦めします。