〈Oー1 シーシュポスの岩〉

 

▼机の上に置かれていた、

 長女からの二通の手紙

 

お父さんへ

明けましておめでとう。

まさか、というのも、なんですが、

新しい年を、

こうやってお父さんと一緒に、

迎えられるとは、

あの時は思いませんでした。

 

お父さんに話しかけても、

お父さんの声が聞けない日々。

手を握っても、

握り返してくれなくなってしまった、

ICUでのお父さん。

苦しそうな呼吸が、

いつ止まってしまうかと、不安でした。

 

あの日々のことは、

あまり思い出したくないけれど、

一生懸命闘った、お父さん、

命を懸けて守った、お母さん、

家族みんなで祈った毎日があるから、

お父さんの笑顔がまた、見られています。

 

どうか、その命を精いっぱい大切に、

悔いのない毎日を過ごしてください。

私もそんな毎日を過ごせるよう、

新しい一年を頑張ります。

 

一緒にいられるこんな時間が、

ずっと続きますように。

 

 

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