そんな「不明」だらけの手探り状態でしたが、
当時55歳のお母さんがドナーになり、
腎臓を息子(窪田さん)に提供してくれて、
1982年(昭和57年)7月、
窪田さん30歳の時に、
無事、生体腎移植手術は成功します。
そして現在、移植後38年が経過し、
39年目に突入…
2022年には、『生体腎移植後40周年』という
大記録が達成される予定です。
ドナーになって下さったお母さんは、
93歳の今も、
「ちょっと痴呆はあるが元気」とのこと。
レシピエントにとっても、ドナーにとっても、
窪田さん親子は、
☆希望の星☆と言えます。
さてさて、
窪田さんへの突撃インタビューでは、
気になる「移植腎臓」について、
詳しく説明して頂きました。
まず、腎機能の一番の目安となる、
「クレアチニン値」の変動について…
・30歳の時に移植してから20年間は、
ずっと、1,2~1,3で、安定。
・その後50歳から10年くらいは、
1,5~1,6で推移。
・60歳を過ぎた頃(移植後30年を経過後)
1,9くらいになっている。 とのことです。