同期がいるということのありがたさ | 栃木のいすず期間工

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栃木工場のいすず期間工報告


テーマ:
自動車製造業で働く期間工。


各社で期間従業員、臨時従業員、契約社員と呼称が違いますが、内容は変わりません。


生産計画に沿って足りない労働力、それを一時的に補う為に雇う人。


景気良ければ積極的に雇用、悪ければ解雇。


使用者側からすれば人件費が抑えられる上、簡単に解雇出来る都合の良い人材。


労働者側からすれば安易に就職出来る上、学歴の割りに高収入で働ける会社。


このお互いのバランスの上に成り立っています。




期間従業員になるには面接を受けるだけでいい。


求人情報誌についてるオマケ履歴書用紙を提出さえ出来れば合格。


一定のサラリーマン時代を普通に過ごしてきた私にとって「学歴不問」という謳い文句で尚且つ肉体労働という職場は未知の世界。


正直なところある種の偏見を持ってなかったかと言えば嘘になります。


この仕事自体に偏見を持ってるのではなく、そこで働く人材にある種の恐怖を感じてました。


傷害事件を起こした人、刑務所に服役した人、元あっちの世界の人、精神異常者・・・


こういう人たちがいるんじゃなかろうかとw


何も知らないが故にいろいろ想像してしまう。


でも、その偏見は次第に薄れていきました。




入寮初日。


10人くらいが説明会に集まっていました。


集まっている人たちの外見を見る限り、特別異様な人は見受けられませんでした。


むしろ普通すぎたと感じたくらいです。


肉体労働だからもっと筋肉質でガッチリした人が多いと思ってましたが、どちらかというとスレンダーな人が多かったので。


黒髪率も高いですし、若い人半分、年配者半分といったところ。


本来の職場であればここでいろんな人に話しかけてる私ですが、警戒しているので話しかけるのは辞めておきましたw


というのも、人というのは外見で全て判断出来ないことを自信の経験で学んでいるからです。


初日は様子見で幕を閉じました。




入社初日。


入寮初日にいた人たちは全員いるようです。


ここで近くにいた人や話しかけやすい人と一言二言交わすことに。


健康診断時には割りとみんなリラックスしてるので半数以上と話すことが出来ました。


よく話す人もいれば、あまり話さない人も。


そして無視する人もw


会社の先輩や上司には無視されることもありましたが、同期に無視されたのは初めての経験。


カルチャーショックを受けましたね。


でも、あんまり悪い雰囲気を感じなかった私はそれでもずっと話しかけてましたがwww(後日、彼とは休憩中に話したり、ご飯を一緒に食べる仲に)


やはりいろんな人がいるんだなと思いましたが、話した感想としてはどこにでもいそうな性格の持ち主たち。


特別異世界の職場でなかったことに安堵しました。




そして1週間経過。


昼ご飯を共にする同期の仲間がそこにいました。


その同期の仲間とはよく集まり、帰宅時にはいろいろ仕事でのことやこれからのことを話したりしました。


別に話の内容としてはどれもつまらないことばかりですし、愚痴なんかもこぼれます。


前向きな話よりは後ろ向きな話の割合が多かったのも事実。


人によってはこういうマイナスオーラを嫌う人もいるので、避ける人もいるかもしれませんね。


でも、私はそういうことはしません。


それだけ問題に向き合ってるからこそ、マイナスオーラを放つのですから。


勿論一概に言えないですし、ひたすらポジティブに立ち向かってる人もいますしね。


ただ、マイナスオーラを放っている人全てが良くないという風潮は間違っているのでここで言っておきます。


そしてこの同期の仲間たち。


一人は辞めましたが、1ヶ月経過した今も元気に働いています。


先日は同期と1ヶ月乗り切った記念として飲みに行きました。


いやぁ、楽しかったw


久しぶりに気分がスッキリしましたよ。


同じ職場とはいえ、全然違う場所と工程で働いてる私たち。


そこでのことや人間関係をお互いにぶちまけたり、将来のことを語ったり、どうでもいいバカ話をしたり・・・


今の苦労を乗り越えるためにお互い頑張ってるということを再認識しながら、気分転換させていただきました。


「次は給料貰ったらまた飲みにいこう」


こう言って寮へ帰りました。




同期がいるということ。


これはお互い同じスタート地点に立ち、それに立ち向かっている仲間がいるということです。


大抵の会社では新人研修がありますよね。


研修内容は違えど、未だに集合研修してるところが多いです。


社会人としてのマナーと会社の方針を学ぶ機会と捉えている使用者側ですが、あれは同期意識を植え付ける場所として作られたものでその名残を今でも続けている訳です。


実は集合研修を変更してる大手企業も少なからずあります。


その理由は同期意識を植え付けさせないため。


この同期意識。


問題を一緒に乗り越える意欲をつけさせるというメリット半面、その仲間同士で会社の悪口やよからぬ情報を共有してしまうというデメリットもあるのです。


企業によっては同期同士で連絡することを禁止してるところもあるくらい。


正直なところ、社会人としてのマナーなどは現場で経験しないと身につきません。


1週間程度で一人前に対応出来るわけがないのです。


皆さんよく考えてください。


そもそも仕事もろくに出来ないのに堂々とした対応出来るわけないじゃないですかw


新人研修で学んだことも現場でアタフタしてれば実践するなんて皆無。


超優秀な人は別にして、部下がそうであったように、私も同じでしたよw


企業はそれらの研修が意味を為さない、それよりも会社の和を乱す、あるいは悪い情報が外部に漏れる可能性を恐れて集合研修を変更したりしてるのです。


たしかにそういう一面があることは承知。


使用者側としてはそういうことを重要視する気持ちもわかります。


だけど私は同期意識というものを持たせないことのほうが人間的にデメリットだと感じています。




私たちは人間です。


完全にプログラムされた動きなど出来ません。


仕事には基本的なマニュアルが存在しますが、完全にマニュアルを行使していても問題は発生します。


人はその問題と立ち向かうと悩みます。


悩んだあげく、解決策を見出し行動します。


そして新しい結果を生み出します。


これはコンピュータでは為しえない技です。


このプログラミング出来ない所業を為しえるため、人は話し合い、解決策を見出すのです。


同期という存在はその解決策を見出すために必要、仮に解決策を見出せないとしてもその雰囲気をいい意味で周囲へ影響を与えて活気づけてくれます。


だから私は同期という存在を大切に考えています。


部下に同期がいて話していなかったら、食事や飲みに誘って関わり合いを持つよう仕向けます。


最初は仲良くなくても、そうやって何回も同じ席にいれば話すようになってきます。


だって上司とタイマンだと話しづらいでしょ?w


もちろんやりすぎはお節介になるので気をつけないといけませんし、上司が誘ってるわけですから私のオゴリです。


(というか、最近の上司は割り勘にしすぎだろ・・・)


そうやって仲良くならせていくと実績も積み上げていくし、辞めない確立がグンと上がるんですよね。


これは本当に不思議なもんです。


その経験上からも同期という存在が大切だと学んでいる私はここでも同期と仲良くなるよう努めています。




なんか偉そうな口調になってすいませんw


要は同期という苦難を共にする仲間がいれば、気が楽になりますよってこと。


それぞれが違う環境に今までいたにも関わらず、今この瞬間ここで運命的に出会ってる訳です。


私なんか九州から来てますからねw


普通なら絶対に会う訳ないのです。


何かの縁があって同期になってる訳ですから、そこには何か意味があるのでしょう。


だからこれから期間工になる人たちへ一言。


「同期と上手く付き合ってください」


外見や性格、価値観の違いなどあると思いますがそれだけで判断するのは尚早。


その勝手な偏見が自分を小さくしてしまうことだってあるのです。


もちろん中には悪い人もいるかもしれませんので、そこは直感に従うべきですが・・・


そうでなければ積極的とは言わずとも、挨拶だけでもいいので話しかけてください。


それを繰り返せば自然と仲良くなり、同期としていろんな問題を乗り越えることが可能になるかもしれませんよ。




え?


掲示板等で期間工やそこで働く社員のことを悪く言う人たちがいるって?


だから仲良くなるのは抵抗あるというわけですね?


現場でもそういうこと言う人たちはいますし、そういう人たちと話したりもしました。


そういう人たちの個人的な感想ですが、自己中心的で他責にしてる少数派の個性的な人。


これしか思いつきません。


これを見てどう判断するかはあなた次第なので、これ以上語るのは辞めておきます。




最後に同期へ一言。


「いつも付き合ってくれてありがとう。お互いこれからも頑張ってこうや!」

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