同期組が一人脱落。 | 栃木のいすず期間工

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栃木工場のいすず期間工報告


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いすゞ自動車栃木工場で同じ日に入社した人が一人辞めました。


ちょうど1ヶ月経った頃に急遽辞意を固めたらしい。


私に伝えて来たときは既に実家に荷物を送ったあとで、チームリーダーにも辞意を伝えた後だった。


こんな調子なので私には彼を引き止めることも、そしてこれからのことをアドバイスする時間もありませんでした。


彼は周りの人とは対照的に最初は調子良くて、こんな仕事余裕と意気揚々とやっていたんですがね。


一番辞めないであろうと言われてた彼が、一番最初にこの会社を去っていく結果に。


だけど、私は彼が一番初めに辞めるであろうと察してました。


なぜなら極端に人間関係の構築が苦手だったからです。


これは辞める人の多くが抱えている問題で、それとどう付き合っていくかを見極めきれない結果が退職という決断に至ります。


もちろんこれが全てではありません。


元々1ヶ月で辞めるつもりで入社する人もいるでしょうし、進むべき道を途中で見つけてしまったのでやむなく途中退社という決断する人もいるでしょう。


ただ、彼の場合は前者の問題を乗り越えられなかった結果においての退職。


辞めた後のことは何も考えてないようでした。


しばらくは実家に帰り、ニート生活を送ることになるでしょう。




さて、この人間関係の構築という問題。


社会人であれば誰でも経験する問題で悩むことも多いでしょう。


私も常に抱えていますし、状況によっては過酷なストレスを受けた経験も持っています。


もっとカジュアルに言うとコミュニケーションという横文字になるわけですが、このコミュニケーションが得意な人間と聞いて皆さんはどういうイメージを想像しますか?


・良く話す人


・明るい人


・面白い人


大体多くの人がこういうふうに答えてくれます。


ですが、ちょっと待ってください。


本当に上記の人がコミュニケーション得意なんでしょうか?


1ヶ月で途中退社した彼を参考に検証していきましょう。




○彼の一般的な印象

・良く話す


・年齢のわりにカジュアルな服装


・筋肉質でガッチリした体格


・ある一定の常識はあり、一部の情報においては知識人


・本音で付き合いたいタイプ


・上下関係に厳しい


・馴れ合うのが嫌いで初見の人とは簡単に話さない


・一部の人間に高圧的で自己中心的で極端な見識を一部持っている




こんなところでしょうか。


最初こそなかなか話さない人でしたが付き合いだすと饒舌に語りだし、明るい性格。


私より年上でしたがそうは見えない外見の割に常識的な対応を求め、何かを伝えよう、変えていこうという意思を持っていました。


最後の自己中心的で極端な見識という問題を除けば、それなりに理想的な人物と言っても過言ではありません。


では、この極端な見識とはどういうものだったのか?


発言が過激だったので詳細は割愛させていただきますが、一部の人間に対して救いようがないとずっと語っていました。


内容はともかく、それは「人を見下す」ということに他なりません。


この「人を見下す」という行為。


みんなやったことあるんじゃないですか?w


学生のころなら「あいつより俺のほうが足が速い」、「お前よりはテストの成績いいからアホじゃない」などと悪意が無かったとはいえ、人を見下したことがあることでしょう。


最近の学校では徒競走を廃止して全員1等賞にするなど、人を見下さない教育が施されているみたいですね(でも、テストの成績ランキングは廃止しない謎配慮w)


私も「人を見下す」行為、もしくはそういうふうに思ったことがないと言えば、完全な嘘になります。



この「人を見下す」という行為。


言葉だけを見ると完全に悪い印象しか受けませんが、実はそこまで悪いことでもありません。


見下すということはそこで何かしらの優劣を判断していることになります。


優劣というとまた良い印象の言葉としては受け取りづらいですね。


しかし、物事には優劣というものが必ず発生し、それが活路となって発展していくので決して悪い言葉でないことも事実。


例を挙げると、「あの人は体力ないけど計算が得意だからこの仕事を任せよう。」


これもその個人の優劣を判断した結果、出てくる言葉です。


もしこの優劣の判断をしないで体力勝負の仕事を任せたら、彼は大変な苦労を背負うことになりますよね?


だから、優劣を判断するということは決して悪いことばかりではないですし、必要なことなんですよ。


そしてこの「優劣の判断」=「人を見下す」という言葉は同義語と言っても過言ではありません。


もしも他人から見下されたと思ったのなら・・・


「この人はこういう基準で自分の優劣を判断している」

             ↓

「相手はこういう基準を求めているので、こういう対応を心がけよう」


というふうに受け取るようにすると、物事の考え方が変わってくることもあるでしょうし、また結果も変わってくるでしょう。


ちょっと話の持って行き方が強引な気もしますが、あながち間違ってることでもないので上手く補完してくれると助かります。




問題の彼の話に戻りますが辞めた彼の場合、この「人を見下す」という行為をコミュニケーションに活用していました。


相手は自分よりも下位の人物であると強く認識、相手に対して誇張することで、自身の精神的な安定を得て場の流れを制しようと努めてました。


彼との会話を簡略に説明すると・・・




彼「お前はアホ」


私「たしかにそうですね」



このやり取りが主な会話内容です。


彼は最初から相手に対して答えを強制することで、会話の主導権を握って自己満足していました。


普通の人なら怒ること間違いなしで、次の日には相手にしないでしょうねw


私は変わり者なので、こういう人でも普通に接することが可能です。


もちろん気持ちいいものではありませんし、マゾでもないことは強く否定しときますねw


なぜ普通に接しようとするのかって?


だって社会人だもの。


苦手な人間とだって同じ職場なんだし、時には共同で仕事をこなさなければいけない時だってある。


そういうときに好き嫌いやってる場合ではないですよね?


もちろん無理に仲良くなる必要はありませんがねw


最低限のコミュニケーションは図る必要があるってことだけです。




問題の彼は「人を見下す」ことでコミュニケーションを図っていたわけです。


むしろ、その方法でしか会話を成立させることが出来なかったというわけでもあります。


この方法で職場の人たちと接していたらどうなるか?


結果は言わずとも皆さんおわかりですよね。


せっかくいい性格を持ち合わせているのにも関わらず、この1点の問題を抱えているだけに全てが台無し。


こういう強い価値観をお持ちの方は、短期的な解決が不可能に近いので少しづつ距離を縮めながら対策していくのがベター。


まずは相手の足並みに揃えて信頼を獲得したあとで、いい方向へ導こうと思いました。


しかし仕事を始めて2週間経過。


想像以上に彼は早くも荒れてきました。


何か口を走らせれば他人の悪口。


3週間経過した頃には完全に一人で仕事を任されていましたが、どうも上手くいってない模様で荒れようは増すばかり。


私に改善する余裕さえ与えてくれないので、彼のストレスを半分背負うことに努めました。


4週間経過するころ、彼は以前の自信が薄らいできたので私は前向きに物事を考えるようにといろいろ仕向けることに。


1ヶ月過ぎた休日の午後。


彼は突然現れて私に辞意を伝えてきました。


最初こそ「俺はこうするんだ!」と辞意の説明をしてきましたが、最後のほうでは自信なさげに「帰ってすることは現時点では何も決めてない」とのこと。


彼の唯一の生き甲斐を折らないように努めることで精一杯でした。


どうやら私では彼の力にはなれなかったようです。


同期として申し訳ない限り。


彼の次の人生がいい方向へ祈ることしか出来ませんでした。




ちなみに私が彼に対して望んでいた結果とはどういうものだったのかというと・・・


「人を見下す」という行為を辞めさせることではありません。


「人を見下す」という行為に「情を注ぐ」という付加価値を備えさせることが私が望んでいた結果です。


それを伝えるために私は彼の話に付き合い、情を持って対応していました。


いつか彼がそこに気がついてくれたら幸いなのですが・・・




「人を見下す」という行為も情があれば、慕われる存在に成りえます。


昔は職場で「おやじ」って慕われた存在がどこにでもいました。


今でもいますが、昔ほど情のある「おやじ」はいないでしょう。


この情のある「おやじ」にはとある特徴を持っています。


それは人の優劣を判断した上で、相手の動向に注視して向上するようアドバイスする人。


某自動車メーカーの創業者がこのタイプです。


人のことを怒鳴ってスパナを投げつけていた逸話を持っているなど過激な人でしたが、そこには情がありました。


その情を感じている社員は反感を持つのではなく、向上しようと努めるのでありました。




問題の彼にはこのようなタイプになって欲しかったのです。


人の価値観を変えるのは非常に難しい。


それは生まれてきた環境と人生経験によって培われるものだから。


ですから価値観を否定するのではなく、付加させる方向へ持っていくのです。


付加価値となれば相手も受け入れやすく、信頼を得ることも可能。


お互いがウィンウィンな関係にもなりますしね。




ちょっと難しい話になってきたので疲れてきましたw


文才も語彙も足りない私にとって文章を構成するのは至難の業。


ここらへんで勘弁願いたいw


ちなみに私はどういう人間かというとただの内向的なひきこもりです。


小学校の同級生が今の私を見たら、みんな変わったねと言いますが本質的には暗い人間で何も変わっていません。


ただ、人生経験がそういう知恵を授けてくれたので仕方なくやってるだけw


人見知りの私がバーで初めて会った人と旧友のように話せるのも、200人の前でスピーチした経験があるのも、全て環境が私をそうさせただけ。


だから皆さんに一言アドバイスするのであればこう言います。


自分の置かれた環境を悪く言わないでください


それはきっと今のあなたに必要なこと。


それを乗り越えてこその人生です。


そしてそれは何度と無く繰り返されます。


その経験を若人たちに伝えることによって自分を更に向上させること出来、新たないい種を蒔くことにも繋がります。


もう一度言います。


自分の置かれた環境を悪く言わないでください


問題の彼も自分の置かれた環境へ苦言を呈しなければもっと違った結果になったでしょうし、いい方向へ成長することが出来たと思います。


全ては自分の人生を楽しむための工夫。


単純に悪口言ってばかりでは人生楽しくないですよね?


つまりそういうことなんです。


人生は楽しく考えないと、ずっと苦難の道。


「人生は苦楽と共に在る」


最後にこの言葉で締めさせていただきます。

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