韓国スケート連盟が採点の調査要請 キム・ヨナ2位…「正当に行われたのか確認」
2014.2.22 17:30
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140222/soc14022217310026-n1.htm

 ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子でキム・ヨナ選手(韓国)が2位となった採点について、韓国スケート連盟が国際スケート連盟(ISU)に調査を要請した。聯合ニュースがソチの韓国選手団の話として22日報じた。

 韓国連盟はISUのチンクアンタ会長に「(採点が)ISUの規定と手順に従って正当に行われたのかどうかの確認」を求め、同会長はこれを聞き入れたという。

 韓国オリンピック委員会も、採点を遺憾とする文書を国際オリンピック委員会(IOC)に送付し、IOCによる対応と公式見解を示すよう求めた。

 キム選手はショートプログラムでトップに立ち、フリーも好演技だったが、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ選手に逆転された。韓国内ではこの採点を疑問視する声が高まっている。(共同)



いすけ屋

 昨日も書かせてもらったが、韓国がそこまで採点の正当性を突き詰める資格はない。もとよりフィギュアスケートは採点競技であり、韓国はキム・ヨナを利用してどれだけの不正を働いてきたか、それぞれの採点内容を見れば一目瞭然だ。ソチでは全員の審判をマネートラップに欠けることはできなかったようだが、当然だろう。開催国ロシアはもともとフィギュアスケート王国であり、審判員は当然それなりの接待を受けている。採点方法に出来栄え点(GOE)がある以上、またこれが個人主観で自由にできる以上、審判員を抱き込んだ方が勝ちとなる。今に始まったことではない。

 もう一度上げるが、浅田真央のフリーは6種8トリプルで「142.71点」、キム・ヨナは4種6トリプルで「144.19点」、ソトニコワは5種6トリプルで「149.95点」だった。基礎点だけを見ればこの順位はおかしい。つまり、キム・ヨナやソトニコワは出来栄え点を貰いすぎている。3人ともノーミスだったことを考慮するなら、浅田真央が一番のはずだ。ところが結果は逆なのは、世界で唯一トリプル・アクセルを飛べる浅田に対するヒガミとしか考えられない。バンクーバーでのキム・ヨナの高得点は当然、韓国のマネートラップの成果だったと思う。その時のキム・ヨナ金、浅田真央銀の関係が、ソチでのソトニコワ金、キム・ヨナ銀の関係に変わっただけで、採点不正疑惑は相変わらずだ。

 ただ、日本はバンクーバーでは何の文句も言わずにおとなしく帰ってきた。真央ちゃんの「悔し涙」だけが印象に残ったオリンピックだった。ところが今回の韓国の態度は尋常ではない。たとえ不正があったとしても、IOCが認めるわけはなく、事実、キム・ヨナとソトニコワでは、ソトニコワの方が一枚も二枚も上だったのだから、韓国の説得力はない。むしろ、イタリアのコストナーが142.61点で、銀メダルにふさわしかったと言われても仕方がない。フィギュアスケートはノーミスで終えれば得点が高いというものではないはずだ。私にはキム・ヨナの演技は、アヒルが踊っているようにしか見えない。その点浅田真央の演技は、クラシックバレーを基本にした上品な落ち着きと美しさを感じる。勿論、「ひいき目」であることは否定しないけど・・・。