安倍首相、終戦記念日の靖国参拝見送りへ
(25日10:41)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5392344.html


 安倍総理が8月15日の終戦記念日に靖国神社を参拝しない意向であることがわかりました。


 これまで、安倍総理は靖国神社参拝について「国のために戦った方々に敬意と尊崇の念を表すのは当然」としつつも明言を避けてきました。


 政府関係者は「参院選に勝ち、少なくとも、あと3年間政権が続くので、わざわざ今年行かなくてもいい」と指摘し、安倍総理は8月15日に靖国を参拝しない意向だということです。参拝を見送ることで、中国、韓国との関係改善につなげる狙いもあるとみられます。


 今後は他の閣僚が終戦記念日に参拝するかどうか、安倍総理は秋の例大祭には参拝しないのかが焦点となります。




いすけ屋



 この報道が事実なら、安倍さんは一番選んではならないことを選んでしまった。「TPP」はまだ交渉中なので、なんとも言えないが、「靖国参拝」は公約である。公明党がどう言おうと、党内の左巻きが何と言おうと、外務省が何と言おうと、靖国参拝は8月15日に実施しなければならない。参拝中止は中韓との外交戦争に敗れたと言うことである。



 前回、あんなに悔やんでいたのは、ただの芝居だったのか。安倍さんが復活できたのは、今の中韓情勢があったからだということぐらい、ご自身解っているだろうに・・・。考えても見なさい。小泉さんが靖国参拝して、結果、中国との首脳会談は開かれなかったが、あの時の中国は飛ぶ鳥を落とす勢いで経済成長していた。日本の財界も中国進出を考えていたから、官邸に対する圧力は相当なものだったろう。その点、小泉さんはよく耐えたと思う。



 しかし今はどうだ。中国も成長が止まり、バブル崩壊前夜の様相である。その中国に擦り寄った韓国も、日本のようにデフレ経済に向かおうとしている。撃沈寸前だ。一方、日本は明かりが見えてきている。つまり、中韓からは日本は無くてはならない国であり、逆に日本からすれば中韓はどうでもいい国なのである。



 よって外交的には、圧倒的に日本が優位であり、その優位な時に、中韓の言うことを聞くと言うのは、こちらから銃を捨てて白旗を上げているようなものだ。中韓に「しめしめ」と思わせるだけである。小泉さんは加藤某の忠告を聞いて15日の予定を2日早めて13日にしたが、結局あちらの対応は同じだった。相手の事を慮っても無駄なのだ。中韓は行くか行かないかのデジタル思考であって、「この日なら・・・」というアナログ思考は持ち合わせていない。



 そもそも終戦記念日に、総理大臣が靖国神社に参拝するのは至極当然の事であり、他国にあれこれ言われる筋合いのものではない。ここで、あちらの言うことを聞いたら、靖国カードは永遠に使われることになる。安倍総裁を復活させたのは、「今度こそそのような不合理を終わりにしてくれる」という確信からである。



 公明党以外にも、15日の参拝は控えたほうがいいという、学習能力の全くない自民党議員もいるだろう。戦後60年間の自民党の外交を見てきた私から言わせれば、「安倍よ、お前もか!」である。いったい、いつになったら普通の国の首相になるのか。いつになったら普通の外交が出来るのか。



 首脳会談は、中韓から頭を下げてくるまで、ほっとけばいいのである。安倍さんは、総理大臣なんだから、誰からも指示される筋合いはないはずだ。どうか、ご自身の意思で決定してほしい。強い総理を実演してほしい。



 それにしても、首相の留守中に、このような報道があると言うのも変である。「ニュースTBS」(毎日新聞)さん、政府関係者っていったいだれのことだい?官房長官でもないしなぁ。