山中さん、金メダル「もう見ることない」 報道陣に披露
  

2012年12月13日00時30分
http://digital.asahi.com/articles/OSK201212120178.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_OSK201212120178



 【ストックホルム=下司佳代子】今年のノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授が12日、ストックホルムのノーベル財団で金メダルと賞状を受け取った。報道陣に披露した山中さんは「思ったよりも重い。歴史の重みを感じます」と話した。



 メダルは重さ約200グラム。表にアルフレッド・ノーベルの横顔、裏には、病気の少女を癒やすために岩から流れ出る水をくむ医学の神の姿が刻まれている。



 山中さんは「展示はせず、大切に保管します。ノーベル賞は私にとって過去になりました。もう見ることもないと思います。これからは、一科学者としてやるべきことを粛々とやりたい」と真面目な顔つきで語った。



 メダルと賞状は、10日の授賞式で贈られた後、晩餐(ばんさん)会の会場に展示するため回収されていた。



 賞状には、金メダルのレリーフがあしらわれている。ほかの賞では、受賞者の業績から画家が想像を膨らませた絵が描かれているが、医学生理学賞は1965年以降、このシンプルなデザインがとられている。





いすけ屋



 このニュースは別にどうということもないニュースなのだが、実はこの記者会見で、記者の誰かかカメラマンが「ちょっと、噛んで見てくれませんか」と注文した。当然山中教授は「いいえ、それは出来ません」ときっぱり断り、そのまま会見は進んでいった。最初の放送ではこの声が入っていたが、さすがに「これはまずい」ということで以降の放映ではカットされていたので、気づいた人は少ないかも知れない。



 オリンピックじゃあるまいし、この記者は何を考えているのかと思う。日本のマスコミのレベル低下が指摘されて久しいが、いったいどこまで下がれば落ち着くのだろうか。マスコミがこのレベルだから、日本の民度は一向に上がらない。



 総選挙は、いよいよ明日になった。選挙期間中、ひどい報道ばかりであるが、明日こそは騙されない賢い投票をしたいものだ。





P.S) それにしても、テレビに見たくもない顔のでかいオッサンがしょっちゅう出てきて、「野田佳彦です。この国の総理に就任して1年あまり。わかったことがひとつあります。結局、大事なことは決めることでした。じぶんで責任を持って決断する。そのことで物事が大きく動き出します。日本の事も人生の動かすのは決断です。」とやりよる。何が決断や。2か月も決断が遅れたから、師走のこんな時に選挙せなあかんことになった。



 テレビ局はウハウハかも知れんが、このCMは30秒だ。料金は(1回15秒放映するテレビのCM料金)=8~15万円 × 視聴率らしいから、視聴率10%として15秒で150万円だから1本300万円だ。仮に1日30本流したとして10日間では9億円だ、これはおそらく政党助成金から支払われている。つまり我らの税金である。どうせ出すなら、惚れ惚れするような外国のカワイコちゃんを出してくれ。顔のでかいオッサンでは、腹が立つだけだ。



 テレビは文化の足を引っ張り、国民をアホにするから、助成する必要はない。ネットを解禁すれば、もっと効率的にいろいろ伝えられるし、そんなに金も掛からない。弱小政党と対等にするためにもネット解禁は絶対必要だ。野田さんの顔を見て、つくづく思ったものだ。そして、もう二度と見たくない。