14人、17日にも強制送還 尖閣諸島への不法上陸
   
2012年8月16日 19時18分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012081601001932.html


 沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に上陸したなどとして、入管難民法違反(不法上陸・入国)容疑で逮捕した香港の「保釣行動委員会」の活動家ら14人について、沖縄県警や海上保安庁は16日、那覇地検に送検せず、17日にも入管当局に身柄を引き渡す方針を決めた。政府は全員を強制送還する。


 また、上陸を阻止しようとした海上保安庁の巡視船に、活動家らが抗議船かられんがやボルトのようなものを投げ付けて抵抗していたことが海上保安庁への取材で判明。


 同庁によると、けが人は出ておらず、巡視船に目立った損傷もないため、公務執行妨害罪や器物損壊罪の適用は困難で、刑法犯には問えないとしている。





いすけ屋


 せっかく逮捕しても、すぐに強制送還では逮捕した意味がない。それなら、何も反応せずに好きなようにやらせておけばよかったぐらいだ。「尖閣諸島はわが国の領土であり、領土問題は存在しない」と全世界に知らしめるためには、ここは裁判にかけて厳罰を処すのみである。「懲役3年以下または300万円以下の罰金」というのも温すぎるが、必ず 最高刑で答えなければ香港のプロに対して失礼だろう。


 谷垣さんが消費税増税に賛成してから、野田さんは自民党を上手に操るようになった。「近いうちに」解散するという約束に谷垣ボンボンを騙し、こんどは小泉政権に習って、尖閣不法入国逮捕者は明日にも強制送還するらしい。自民党に倣って同じ対応をするのだから、野党第一党の自民党はここでは何も言えない。しかし、こんなに簡単に帰すようでは、再発必至だろう。


 菅内閣も船長を不起訴で追放したが、船長は英雄となった。この例は自民党にはない。このときの失策を取り返すには、野田さんが最後の仕事として、14名全員最高刑である「3年の懲役」、「300万円の罰金」に処するよう政治判断しなければならない。もしこれが出来れば、野田さんの人気は多少回復するかもしれないが、そんな度胸はないだろうなぁ。


 次回からは、領海侵入時に撃沈する。陸上では海保には逮捕権がないので、5人の逮捕は警察が行なったらしい。このような法の未整備が残っているようでは政治家は何をしていたのかと言われても仕方が無い。早急に不法入国陸上逮捕権は海保にも与えると共に、「領海侵入時に警告を聞かない船舶は撃沈すること」ぐらいの法整備を急いでもらいたい。


 この法律さえ整備できれば、竹島も、海保独自で撤去、防護隊逮捕まで出来る。兵力が足らなければ、自衛隊の付き添い、および空からの支援も頼めばいい。韓国も中国も領土問題は話し合いでは解決しない。平和ボケ日本人は、この事実を認識し、武力のバックが外交力であることを知るべきだ。学校でも、抵抗出来ない子は、イジメの対象となる。今の日本はまさにその状態にある。いい加減、脱皮しようではないか。