菅首相、朝鮮学校の無償化再開指示 退陣直前に唐突に
   
2011.8.29 12:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110829/plc11082912150006-n1.htm


 菅直人首相は29日午前、首相官邸で高木義明文部科学相と会談し、昨年11月の北朝鮮による韓国砲撃を受けて中断している朝鮮学校授業料無償化手続きについて、「無償化手続きが止まっている状況なので、再開してほしい」と指示した。これを受け、文科省は審査再開手続きに入った。


 朝鮮学校の授業料無償化をめぐっては、首相自身が北朝鮮の砲撃を受け、手続き停止を指示していた。その後、北朝鮮情勢が改善されたわけでもないのに、退陣直前に唐突な指示を出した首相の姿勢は、与野党から批判を招きそうだ。




いすけ屋


 民主党の新代表に野田さんが逆転勝ちした。ちょっとヤバいと思ったのが、TBSがこの実況中継をやっていたのだが、ゲストに石破某を迎えていて、第一次選挙が終わり、海江田、野田の決選投票が決まったとき、司会の恵が「石破さん、どちらが相手としてやりよいですか」と石破某に振った。そのとき石破某はこう述べた。「まず海江田さんなら、絶対揉めますね。相手にしない。野田さんなら話し合いは始まります」と。野田贔屓だ。


 決選投票の直前にこういう事は、いけないのではないか。一般人や評論家が何を言おうと、選挙への影響はないだろう。しかし、自民党の政調会長がこれをやるとおかしくなる。一回目に海江田、野田以外の候補者に投票した議員に、もしこの発言が届いていたら、どっちつかずだった心も一気に野田さんに行くのではないか。これが、昨日、おとといの事なら許されても、決選投票の直前に少なくとも自民党の政調会長を預かる人間が、予断を与えるような事を言ってはまずいと思う。


 たしかに政策上、3党合意は成されている。岡田幹事長はマニュフェストを捨てて3党合意にこぎつけた。もし、マニュフェストを見直すのであれば、もう解散総選挙しかない。現実には、高校無償化も、農家支援も残したまま、自民党は合意しているのだから、細大漏らさずでもあるまい。それを鼻から協議もしないと自民党の政調会長が投票前に公共の電波を使って言うのは、いかがなものか。またそれをそのまま放送するのも、公共電波を扱うテレビ局として、いかがなものか。


 そんなこんなで、野田さんが民主党代表になった。ところがテレビのMCが「これで野田総理大臣が決まったわけですが・・・」と、先走った事を喋っていたが、「ちょっと待った!」である。総理大臣は、衆議院本会議で野党も交えて決まる。この時民主党から70人が抜けると、野田さんは過半数に届かず、総理大臣に成れないかも知れない。小鳩一家をどう取り込むかにかかっているのだ。菅さんの時は、党議に従ったが、今度は党を割るかも知れない。MCさんも、もう少し口のきき方に注意してもらいたい。政界再編が起こるやも知れないのだから。


 最後に、上記のニュースであるが、その後北朝鮮に何の伸展も無いのに、辞める間際に審査を継続しろとは、何処まで言っても「恥・外聞」という辞書のない菅さんである。早く四国のお遍路参りにでも行ってくれ。朝鮮学校授業料無償化は憲法違反であるから、絶対やってはならない。悔しかったら日本国籍を取れ。反日外国人の永住を認めた法律こそ反故にして、国籍取得を促すのが政治の役目だ。反日日本人も反日外国人も、この日本には要らないのだ。