いすけ屋


 先の金曜日(6/24)のこと、余りに暑いので、とうとう扇風機を出して来た。例年、クーラーは寝る時間まで部屋を冷やすだけにして、後は扇風機のオフタイマーをかけて節電に毎年協力している。ところが、その扇風機が曲者だった。組み立てていると、そんなに強く締めてないのに、羽根の付け根が「バリッ」と、ひび割れてしまい、一巻の終わり。昨年購入したばかりなのに、メイド・イン・Cは期待?を裏切らない。「安物買いの銭失い」とは、先人の教えに間違いはない。これまで何度、パソコン周り商品で酷い目にあったことか・・・。


 それで仕方なく、近くの量販店に買いに行ったが、なんと品物が置いてない!全部売り切れたそうで、1周間は再入荷無しとの事。今年の節電ブームが、皆さんを扇風機買いに走らせたようだ。日本人のいい所と言えばいい所だし、なんでも皆に合わせると言うか、流れに乗るという自主性の薄いところは欠点と言えば欠点か。昨年はまだクーラーが飛ぶように売れたけど、今年は扇風機のようである。薄型テレビも一段落し、売れ筋が扇風機では、家電メーカーも量販店も大変だろう。これでは経済も成り立たんわなぁ。


 帰宅して、ネット通販で探すと、国産のちと高級品が「在庫あり」だったので、迷わず注文した。夜8時ごろの注文であったが、すぐに「自動配信メール」が届き、翌日の朝、「確認メール」、そして夕方5時ごろ「発送メ-ル」が届いた。翌日26日、品物到着。これだけサクサク進むと気持ちがいい。それで、翌27日、もう1台と思って、その店のホーム・ページを開くと、「在庫なし」で、7月の予約となっていた。驚いたのは値段。24日~27日の間に+7200円も値上がりしていた。


 価格ドットコムで調べても、扇風機は軒並み急上昇している。もっと早く買っとけば、安く買えたのに。いまだに、まったく買い方が下手糞だ。実は扇風機では無いが、九州博多の「銘菓」をネットで頼んで2週間も待たされた事がある。この時期、仙台の「萩の月」ですら、1週間待ちで届いたのに、九州は何かあったのか。amazonでも遅れる時は、その旨メールしてくるのに、そこはなしのつぶてだった。商売へたくそと思っていたら、JR西日本が絡んでいた。もと役人では、商売も無理だね。