PM8:00~ 逃亡者おりん「雨の親子情話・掛川」
掛川付近の野原で、おりん(青山 倫子)は柄の悪い2人組みの男から逃げる飯盛女・ お美津(高松 あい)を見かける。助けを求めてきたお美津を庇い、おりんは男たちを 追い払う。 お美津は父親が亡くなったと知り、売られた飯盛旅籠から無断で故郷に戻る途中 だった。しかし、実家に戻ったお美津を見た母は、生活のために飯盛旅籠に戻るよう 頼む。泣きながら家を飛び出すお美津に、おりんはなす術もない。 そこへ、品のよさそうな本陣(幕府御用達の旅籠)の主・樋口清兵衛(山田 明郷)と 、老番頭の佐平が通りかかる。清兵衛はお美津の境遇に同情し、自分の旅籠で働け るように、飯盛の主に話をつける。清兵衛の旅籠で女中として働けることになった お美津は大喜び。 しかし、お美津には一つ心残りがあった。飯盛旅籠からの脱走に協力させた新八(渋 江 譲二)を、その場に置いて出てきてしまったことだった。彼は今頃ひどい目に遭っ ているかもしれない…。話を聞いたおりんは、深夜こっそり、新八の働く問屋場の天 井裏に忍び込む。そして、彼が1人になったところを見計らい、お美津が無事に暮ら していることを知らせる。おりんはお美津に会うよう勧めるが、新八はもはや身分の 違う自分とは釣り合わないと告げて立ち去る。 翌日、「夜鴉の吉三(近藤 弐吉)」と呼ばれる盗人が清兵衛のもとを訪ねてくる。2 人の話を盗み聞きしていたおりんは、清兵衛にただならぬ過去が隠されていることを 知る…。
PM9:00~ 「ALWAYS 三丁目の夕日」
昭和33年。東京タワーが完成するこの年、東京下町の夕日町三丁目には、人情味溢 れる住民たちがにぎやかに暮らしていた。 そんなある日、短気だけど家族思いの父と、やさしい母親の鈴木家(堤真一、薬師丸 ひろ子)が暮らす自動車修理工場、「鈴木オート」に、集団就職で青森の田舎から上 京した六子(堀北真希)がやってきた。ところが、立派な会社を期待していたらしい 六子は、どこかがっかりした様子。 一方、何かと鈴木則文(堤真一)と反発しあう駄菓子屋の店主で、しがない小説家の 茶川竜之介(吉岡秀隆)。一杯飲み屋のおかみ・ヒロミ(小雪)に恋心を抱く茶川は 、ひょんなことから、彼女の元に連れてこられた身寄りのない少年・淳之介の世話を することに・・。 六子(むつこだが、ろくこ→ろくちゃんがニックネーム)が加わった鈴木家と、茶川 と淳之介の奇妙な同居生活。夕日町三丁目の2組の家族?を中心に、物語は展開して いく。
PM11:15~ アンナさんのおまめ第8回 AM 0:12~ クピドの悪戯 虹玉