渋沢栄一翁の論語と算盤をあらためて読み直してみた。


道理に正しいか。
時運に適しているか。
己の分がそなわっているか。
人の和を得ているか。


481社の企業を立ち上げに携わった日本企業の中興の祖。


さらに500を超える慈善事業にも汗を流しました。


その原点は論語。


中国の春秋戦国時代の孔子とその弟子たちの人生論をとりまとめた古典は古今東西、時空を超えて説得力があります。


今の中国の覇権主義の骨格とはかけ離れているが、、、。


その論語、渋沢翁がその読み説く心は、今の政治にも通ずるものがあります。


実業をなして利益をあげ、金持ちになりたい、資産家になりたいとの思いをいっさい持たずに、得た利益はすべてみなのために使う渋沢流。


論語と算盤、すばらしいタイトルである。