北海道地震から8日が経った。


あらためて亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げる次第である。


報道によると、このトップシーズンに観光客はホテル、旅館ベースで94万人減り、110億円の被害と言われている。


さらに、飲食店、お土産屋等を含むと292億円の被害総額となる。


節電も20%目標としていたが、10%でいいようにあらゆる電源を集約させる態勢を整えている。


あきらかに札幌の街は普段見るネオンの光景とは違っている。

それでも、発災直後の状況と比べると道民の方からはようやく平常に戻りつつあるとの声も出始めた。


日本ハムも震災後初めてのゲームで勝利をあげた。


こんな時だからこそ、どんどん北海道に行って消費をすることが支援につながるはずだ。


しかし、エネルギー問題はこれから秋、冬を迎える北海道にとって死活問題でもある。


苫東厚真火力発電所に至っては、液状化が現れ、完全復旧は11月以降との見方も。


北海道中の発電所の点検をしつつどうエネルギーミックスをしていくか。


平常を取り戻しつつある今こそ、政府と道、そして市町村あげてとれる万全の態勢を整えることだ。