本題の前に…


今日もタロウは、炎天下の草むらでカマキリに与えるバッタ探しです。

10分程で、無事一匹捕まえることが出来ました!

カマキリを飼い始めて、もう2週間位経つのかな。いい調子です〜♪









現在中2のハナコについて、少し振り返ります。

 


全く登校出来なかった小3夏〜小4、登校の努力をコツコツと積み重ね続けた小5〜6、中学に入学後1ヶ月のみ登校し、再び途絶えた学校生活、そこから今日まで約1年が経ちます。


 

昨年度、私はハナコが地元の中学校に戻る可能性を探るような気持ちで、先生方と連携しながらあれこれと試しましたが、ハナコの学校拒否の姿勢は変わりませんでした。


ハナコ、頭では学校と関わりを持ちたい思考が有っても、体が(気持ちが)動かないのです。


 

私は何をすべきなのかがはっきりとわからないまま、ハナコの為に何をしても、手ごたえを感じることができませんでした。

 

登校再開の足掛かりになる筈の夏の補習に関心を示さないハナコの姿を確認し…


それならば中学卒業後のイメージをハナコがより明確に持てるようにしよう、ハナコ自身がそこから逆算して行動する姿を目標にしようと思いました。



その頃一度オンラインで、高校入試の説明会を視聴しています。教科ごとの評価と出席日数、どのように入学の条件が設定されるのかを、ハナコも少しは理解したと思います。(覚えているかはわかりませんが…汗汗)

 

その後も、勉強する為の提案を私から度々しています。

ハナコからは自身で取り組むべき課題として認識している事が伝わってくる一方で、なかなか一人では難しく、かといって、他を頼ることをハナコは選択しませんでした。

そういう状況については、ハナコが自身で選んだことである、という思考にはなっていると思います。



新年度を迎え、学校で新たに何か期待できそうな展開は無いものかと、私なりに探りながら今日まできたけれど、残念ながらそのような展開の見込みは無く…

 

もう、地元の中学校に戻るイメージは、諦めないといけない段階なのでしょうね。

 

そのような流れで、今のこの状態からハナコを導く為の選択肢、喉から手が出る程の勢いで求めています。



 

前置きが長くなりましたが…汗汗汗

ここから通信制高校の相談会の話です。



 

私が事前に1番気になっていた通信制高校では、系列の中等部でICT教材の”すらら”を採用しています。


すらら単体を直に申し込んで利用する場合と、中等部に所属して利用するのとで、ほとんど金額が変わらないことに今回気が付きました!


それでいて、人のサポートを受ける事ができる。状況により対面での機会があったり、学習室の利用もできるようです。


中等部という名称ですが、所属は地元の中学のままです。不登校の子ども向けの、通信制の塾というニュアンスのものなのだと理解しています。


通信制高校のように取るべき単位等があるわけではなく、形態として基本がICT教材を使ったものなので、比べると全然お安いです。 

通信制高校の宣伝の為の価格設定なのかもしれません。


やっぱり中学卒業後は、その通信制高校に移行しやすいことがメリットかなぁと思う。
(なのですけど、こちらはだいぶお高いので最終手段になりそう…苦笑)


進路についてはこれから一年の状況で、都度どういう選択の可能性があるのか、再検討していけばいいと考えています。



相談会では複数校で相談したことで、学校ごとの雰囲気が微妙に異なる様子が理解できました!


少人数で、とても手厚い様子の学校も有りました。


初めは心底感心して話を聞いていたのだけど(確かにそういうサポートが必要なニュアンスはハナコにもあるのだけど)、
最終的にもう少し私は(ハナコもたぶん)自立した扱いを求めていて、そういう環境はハナコには合わないように感じました。
そこは学ぶというよりも、教室への参加を重視し社会につながることに重きを置いた場所なのだと思います。

確かに社会への繋がりを求めたいところではあるけれど、ハナコ自身の動機にはなりにくそう。
今後自立して社会に参加するために、今必要な勉強がしたい、というニュアンスが強い方がハナコにはしっくりきそうです。


そんな中、ツーカーで話が早かったのが、先に挙げた中等部ですららを採用している学校でした。


経緯を話した上で、どうやって本人の動機と学校を結びつけられるか、という相談をした時に
「本人の中にそういう勉強したい気持ちはきっとあると思います。」という返事がさっと返ってきた。


「そうそう、教科書を引っ張り出している形跡はあるけど、たぶん勉強の仕方がわからないのだと思う。」
と返答した私に、実際に学校で採用しているツールを示して、慎重なハナコをうまく取り込むイメージを持たせてくれました。


「本人が足を運びさえすれば、動機は心配しなくてもどうにでもなります!」という頼もしい言葉。

(読み返して、あらら、私はカモになろうとしているわけでは無いと思いたいのだけど…汗汗汗)

私はハナコを学校につなげるだけでいい。

あとは本人の問題なのであって、
環境さえ合えば勝手にどんどん動き出すから…!

 

というような空気が私の感覚と違和感なく合致したのだと思います。

実際にそういう子どもたちの姿を間近で見てきているのだと思われる語り口に聞こえました。

最後に名刺をいただいてよく見たら、"〇〇長"の肩書が有りました。
おー、こういう人がトップなら間違い無さそう、と気持ちが動きました。


待ち時間の間、実は同校の別の相談員さん(先生)の語り口に好感を持っていました。
併せて2人の印象しかないけど、ハナコにお勧めする候補としていい学校なんじゃないかと思いました。

(それでもやっぱりその通信制高校は学費が高いので…汗 もう少し他の学校も知りたいところですが。)

とりあえず選択肢が充実するとうれしい私。
近所の塾のおじいちゃん先生のことも、諦めていません。
ハナコはどれを選ぶかなーと楽しみにしています!



一年後、ハナコは今までの不登校生活にどんな風に折り合いをつけ、どんな決断をするのだろうか。

その為に、質のよい選択肢を精いっぱい、見つけてあげたい。


ハナコが伸び伸びと能力を伸ばして学んでいける環境まで送り届けたい。


14才の年相応に充実した毎日を過ごしてほしい。

本当は去年の秋頃にこういう展開が持つことができていれば良かったのかもしれませんが、

今回の相談会への参加は、ハナコについて私が緊張感を持って出来る限りのサポートをしていく覚悟を、改めて確認する機会になりました。


 

おまけ

 

 

 

今朝は久しぶりにフレンチトースト。

やたらとナイフ(とフォーク)を使いたがるタロウです…笑笑