人のこと。 | いしだ壱成オフィシャルブログ『Arrivals』powered by アメブロ
2018-02-13

人のこと。

テーマ:ブログ

経験してきたことに無駄は無い。


彼女が口癖のように言う言葉です。

経験してきたことに無駄は無い。

思い起こせば、無駄ばかりだったような。


否、無駄ではなくてちゃんと意味があったのか。


だから会えた。


それは確かにそうだ、だから会えた。


あそこの人生の分かれ道を右に行って、あのバスに乗って、あそこの分かれ道を左に乗ったから、今がある。


いま。


幸せか?幸せだ。

人を嫌わなくなりました。

人を悪くいうのが嫌になりました。

人のことをとやかく言うのが苦手になりました。


人を否定しなくなりました。

そんな権利は僕にはない。


何より人のことをどうこう言えた人間じゃない。


昨日の夜、街に出て彼女のインスタライブに付き合い、仕事帰りの友人と食事をして帰宅した僕らは、自分たちの在り方や生き方について夜通し話しをしていました。


キッカケは彼女の発した言葉。


善意から悪意は生まれる。


でした。


例えば歴史上の大量虐殺をした人物がいかにして、そうなったのか。


最初は善意しかなかったんだきっと。


という彼女の的を得たひと言から話し合いが始まりました。


経験してきたことに無駄は無い。


私は後悔してないし、誰のせいにもしたくない。

私がいっくん(僕はそう呼ばれています)に教わったことは、人を嫌わないこと。まだうまく出来ないけど、嫌いじゃなくて苦手、ととるようになった。


すごい進歩です。


嫌い、という感情はものすごく自分が疲れます。嫌いな人に対峙すると人は鬼になりストレスの塊になり、おおよそその人本来の姿から遠ざかってしまう。挙句、本人達の間柄もわるくなり余計な人間関係のストレスまで抱えてしまう。


鬼になるストレスも相当なもので、鬼というのはあくまでたとえですが、誰かを嫌いになってわるくいう、その人が嫌だと思うようなことをし始める、可能なら痛めつける。


これは果たしてその人本来の姿なのでしょうか。


対して、苦手、とするならば。


ただ苦手なだけだから、遠ざけておけばいい。


何を言うわけでもなく、するわけでもなく。


そうしたら、疲れなくなった。


と、彼女は言いました。


人に優しくする。


嫌い、あるいは苦手、と思われる人に優しくする。


僕は嫌いや苦手と思われる人に対して十中八九、その人を好きになって来ました。


優しく接することだけで。


簡単な話をすると、空港の待合室のような場所で、斜め向かいに座っていた家族連れの旦那さんの方が僕に気づきました。


好奇と蔑むような視線を僕に向けながら、横にいる奥さんに耳打ちします。


奥さんの方もこっちを見て、同様の視線を投げかけてきます。


二人で僕を見ながらああだこうだとお話をしています。


ここまでなら、僕だってなんだか嫌です。  


僕ならそうしない。誰かが目の前にいても知らないふりをします。相手が嫌な気持ちになるのがわかるから。


なので、僕はその先に行きたくなります。

仲良くなってしまえばいい。


このご夫婦は話に夢中になるあまりスマホを取り出して、勝手に写真を撮り始めようとしたので、その際に僕からハッキリと目を見て、会釈をします。


向こうは一瞬あっけにとられますが、ああどうも、と言った感じで笑顔で会釈を返してくれます。


ここまでいけばしめたものです。


良かったら写真、お撮りしましょうか?


え!いいんですか?


もちろんです。


じゃあ子供も一緒に‥ほら早く!


大丈夫です、急いでませんから。


ハイ、チーズ!!


じゃあ私も、と奥さんともツーショット。


ハイ、チーズ!!


ご家族でご旅行ですか?


あ、ええ、北海道に。


いいですね、スキーですか?


スノボに‥


そうでしたか、お気をつけていらして下さい。


ありがとうございました、いしださんもお気をつけて!


‥となります。


大体の場合、こうしてきましたから人間ちゃんと話せばすぐ仲良くなれるし、お互い良い思い出としてその時間が残ります。


どうせなら些細なことでもいい思い出を残したいものです。


苦手がすぎる場合は飛び込んでしまう方法もあるという事でしょうか。


彼女はそれをマスターしつつあります。

でも嫌いな人は嫌い。

それでいいと思います。

否定はしません。

でも苦手、に置き換えたら私なんか変わった気がする。確かに、穏やかになった。


多分ですが、僕は今までの何らかの経験、苦い経験などから人に対しての感情が変わったのだと思います。


否定しない。

嫌わない。

好きになる努力をする。

優しくする。


特に何の無理もしていません。

自然体です。ごくごく。


思えば、10代の頃は僕は人を言いたい放題でした。


誰それはこうだ、誰それはああだ。


結果、ブーメランに苦しんでいました。


あんなことを言ったけど自分はそれを言えた人間か?

こんなことを否定したけど自分はそうじゃないのか?


そして、言うがあまり自分の周りにこれは違うあれは違うの枠を作って、その狭い否定ばかり世界のなかでもがいていた。


経験がそれを変えてくれたのだと。


とにかく楽ではあります。


人を否定しないのは。


万が一、どうしても理解できない人が目の前に現れたら、見たり聞いたりしたら、ふーんと何も思わず受け流します。


これだけ人がいるんだから、そんな人もいるよね。と。


彼女には教わることばかりです。


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