アメージュが起こした奇跡~私のターニングポイント1~から読んでいただければ嬉しいです。



さて、そんなこんなで感動的な再開を果たした二人、今回のこの出会いにどんな意味があったのか、はそのあとの話しでした。



「Uちゃんなんか感じる?」とクリアさん



・・・・・うーーーむ。前世のことはよくわかんないし、関係があるかどうかわからないんだけど、そのときふと思い出したのが、とても小さいときに見た怖くて悲しい夢の話。



たしか私が、3歳か4歳くらいのときに夢の中で

青空が広がる、どこか片田舎の開けた土地で、クリスタルのガラスの棺桶に、沢山のお花とともに母親が乗っているの。

ブルーの、なんていうんだろうロッテンマイヤーさんみたいなドレス?ヨーロッパ19世紀後半くらいかな?を着たお母さんと、キャンディキャンディみたいな私がいて。

お母さんが乗っている棺がどんどん空高く昇っていこうとするから、「お母さんがいなくなっちゃう!!!」と思って、一生懸命、棺にしがみついて、お母さんを止めようとするんだけど。どんどんどんどん空高く昇っていってしまう。

それが、悲しくて怖くて、泣きながら目が覚めた古い記憶があるのです。




それが、関係あるかどうかわからないんだけど

そんな事の顛末を、紗依さんと聡和さんにしたんだよね。

そしたら、それを聞き終わるや否や




「それ!Uちゃん死んでないよ!!!!!!」と、二人でハモってました・・・。

二人でゾゾゾ~っときたみたいなので、これは間違いない・・・。




そう、クリアさんがずっと一緒に死んだと思っていた我が子は生きていたのです。

死んだのはクリアさん一人だけだった・・・。

しかし、クリアさんはずっと、心の負い目として、私に対して申し訳ない気持ちを引きずっていた。

今回二人が、出会ったのは、そのクリアさんのカルマの解消の為だと。




そう、そして、私も色々思い出しました。

以前の聡和さんの鑑定で、今の彼氏が「親子関係はないが、孤児のあなたを引き取った育ての親の時がある」という言葉。

親友のIYOちゃんが言っていた「私は、前世で孤児だったの。赤毛で麦わら帽子をかぶったワンピースの子でね、孤児院にいるんだけど、Uはそこの先生だったんだよ。」という言葉。


そうか、それでこの話と繋がっていくんだ。

私は、母親と無理心中したあと、奇跡的に一人だけ助かり、孤児となった私は、今の彼氏に引き取られ育てられる。

その後、大人になった私は、自分と同じ境遇である孤児達がいる孤児院で先生として働くことになる。

クリアさんにもそのことを伝えたんだ、私は、お母さんを引きとめることができなかったことが悲しかっただけで、捨てられたとかそんな風には思ってないよって。

私はこのとおり、幸せ者だし。

こんなかたちで、生きているお母さんに会えたことが、嬉しくてたまらないんだよ。って



それでもクリアさん、最初は「それでも、申し訳ないよ・・・」って感じだったんだ。

「Uちゃんに会って気持ちを伝えただけで良かったのかな?」

「それって自己満足なんじゃないかな?」

「なんだか、子供を置いて出て行って、あの時はごめん!って出てきた母親の気分だよ」って。

クリアさんは言っていたんだ。

クリアさんにとっては、カルマの解消だった今回の出会い。

私にとっては、人生を変えるという意味での出会いだったということに、そのあと気づいたのです。



アメージュが起こした奇跡~私のターニングポイント4~へ続く